この度の日暮里爆買いツアーの戦利品のボタンです。


以前、一個¥3800くらいで売っていたのを、覚えていて。


かわいいけど、あまりに高額なので、数が買えんかった。





それが、¥800になっていて、おもわず買ってしまいました。

よく考えれば、使用するかしないか、わからぬ物に、

ひとつあたり¥800て、あ・ほ・や・の・うです。





しかし、¥3800が、¥800て、なんぼの利益?

強気の店や。





私が死んだら、このケースに似た素材の山の、

おぞましき状態を発見して、

娘たちの胸に戦慄が走るのでせうか?




あるいは、全く理解を示せず、

無視して、ほかされてしまうのでせうか?






どっちゃりんこの、リボンやブレードたち。



2m¥100のレースを、6色10mづつ、大人買い。

って、大人なのか、

単なる、欲望という名の列車買いなのか。







今回、一番最後の日に、

浅草橋という、ビーズマニアの聖地を訪れた。





ビーズではなく、リボン屋さんに行く為だけに。





この感涙ものの、日本製里帰りヴィンテージリボンに出会えたのは、


今回の旅、いいえ、私の人生のご褒美やと、思う。





このリボンのお魚柄のデザインベースは、

陶磁器の古文様です。




大阪に東洋陶磁美術館というのがあって、

そこで常設展示されている、呉須絵の壺の柄がベースになっている。




中国14世紀、元の時代の景徳鎮窯の壺の絵柄です。

青花蓮池魚藻文壺、これが正式名称。




ソーイングの先生は、お子さんが、小学校に入学しはるので、

ピアニカケースを、作られた。

その精緻な作りに、感動した。




そのピアニカケースに、何ぞ描いて、と、頼まれた。

彼の好きな、絵本のバムとケロ。

そこに、あわせて、青花蓮池魚藻文を描きました。




多分、彼は、妖怪ウオッチが良かったんちゃうか?と、思う。

でも、お母さんが、バムとケロにして、と、言わはったので、

私は、描かしてもらったんやけど。

彼はしぶしぶ、持って行ってるんちゃうか?と、想像してます。




そんなこんなの逸話ある、青花蓮池魚藻文、

の、リボン。



外貨獲得のために、オールドノリタケと同じ運命を背負って、

アメリカに行って、

そこで、デッドストックになって、

里帰りして戻ってきて、

浅草橋の小さなリボン屋さんにいてる・・・




きっと、二度と出会う事はないだろう、

しかも、1m¥890で。



いっぱい買ったので、3mおまけに差し上げます、

と、お店の方が。



あつかましいが、絶対これ!!

と、無理言うたけど、

青花蓮池魚藻文リボン、3m、もらっちゃいました。



お店の方、下向いてはったけど、

内心、チッ、やったんちゃうかなぁ、きっと。