昨日の事。
松本明観先生運転のバス!!で、高野山に行きました。
あまりにも、贅沢。
もうもう皆さん、リスペクト!!です、私も。
私ごときが、何も、言うまい、です。
ただただ、自分が今あることに感謝、でした。
同行していただいたマダムからの、鋭い質問により、
明観先生の胸の内のスケールを垣間見る。
今現在の時空間のみ意識、ではない。
伝統に携わる人の意識。
なんでも意識や。
宿坊の扉の釘隠しと、彫りです。
釘隠しの色。
心の中で、いいね!しました。
なんとまあ、シャビーシック!!なゲート全貌。
木を彫るだけで、ヘブンリーにしてある、かわいいドア、
と、表現する事を許して。
こんなんが、ツボです。
バックリコンの枝別れに、苔苔の灯篭。
なんというアバンギャルドな・・・
しかも、生きて今に至る庭師の構図。
宿坊のエントランス広場の苔庭セーフティーゾーン。
浮世絵の構図みたいや。
ん?違う。
浮世絵のとうの先に、この造作、創意があったのだ。
浮世絵は、それを愛で、切り抜いた江戸(エディアン)の人たちの美意識。
しかし、その美意識は、確かにしっくりとくる。
私だけ?
日本人て、すごい、と思うんですけど。
みなさん、ご飯終わって靴はいて、さっさとゲートまで素通り。
もったいない、と思う、当たり前になっているのが。
いつまでも永遠に斬新な、伝統の底力を見る瞬間。
宿坊のお精進です。
お向かいのお膳並びには、ずら==っと、お茶人の方々が。
わたくしは、粗相つかしい、不作法者でございます。
ちびまるこちゃんの、顔に斜線、汗たらーーです。
当日の朝、我が家の百合が満開。
バルザックの谷間の百合、ならぬ、我が家のは、丘の百合。
我が家の百合は、バルザックみたいにこむずかしくなく、かしこ系ちゃうねん。
なんにも考えてません。
百合はけっこう足が速いので、撮っとかなくちゃね、
と思い、取り急ぎ、パシャリ。