何年前にやったか、覚えていない。
かなり前。



コロコロキャスターのバッグ、リメイクです。
かなり大きいです。
ベースにトルコのスカーフを貼り付け、
そのうえから、描き描き。



さらにその上に、2液混合の樹脂(グラスなんとか、っていうのだわ)
を、塗って乾かし、塗って乾かし、を繰り返す。


面積が広いから、
大量の樹脂のお薬が必要。
お薬がとても高くて・・・


薬代だけで、¥2万くらいしたように記憶しています。


しかも、中には、本物の、グッチのジャカード織物布を使って、
お洒落アップ、させたつもりやねんけど。




むっちゃくちゃ、たいへんだった、としか
言いようがないものでした。






裏面にも、描き描き。


浮世絵を参考にして描いた黒耳さん、
ちょっと、年増な感じです。






横から見た所です。


アヴりルさんの糸でふちをぐるり。





下の写真は、表の面のアップです。


ブラスパウダーをふりかけたりして、
オーダーを受けて、
やった事ない事に初挑戦の必死さが、
この写真で伝わるでせうか?




こんな事やってたの、思い出しました。


物が大きかっただけに必死で、たいへんで、
だけど、楽しかった。


しかし、それは過去。



今出来上がった作品だって、
私にすれば、済んだ過去の作品で。
ひょっとしたら、それは、
否定する姿勢で、
凌駕せねばならないものなのかもしれません。



自分が携わったものでありながら、
どこか俯瞰して観る。




だからと言って、自分の創り出す世界、
心から大切なのは大切やし、
足蹴にしちゃいけない、とも思います。




執拗にこだわりまくって、
自分大好きな芸人さんが、
自分出演のオンエアビデオ見まくらはるような。




そういう趣味、ある方がいいのか。


カラオケ文化に通底するものが・・・と、私は、感じる。
ブログ公開、というのは、
どこか、恥ずい。



私、プロちゃうし。
素人やし、なんやろうな。