しばらくの間、本が読めなかったけど。

また、何か読もうと、思えるようになってきた。

良かった良かった☺



アメブロの、「スコットランドひきこもり日記」というのが、お気に入りの中に入っています。


この方の文作や説明力は、素晴らしい。
よほどの知性なんやな、と思う。

おそらく。
アメブロの本も出版してはるのかも?

アメブロは。
blogは直訳すれば日記なんやけど、公表している時点で、個人の日記ではない。

そこら辺が、書く本人の気持ちの上で、中身に影響するよね。
一般論やけど。
あまりにも流麗な作文能力を持ってはると、己の、その、何だ。
スマホのblogは、自己満足感を満たす道具になってしまうよな。

まぁ、かまへんやん。
嫌味やと思えば、次から読まなけりゃいいし、あるいは、いいねを押さなけりゃいいし。
に、なる。

だから、この方のんを読むのは、ザッと大概にして、読み流したりする時もある。


今回は、ロマについて、一生懸命書いてはる。



「スコットランドひきこもり日記」に、ロマ(ジプシー)の歴史についての本を読んでいる由の、文がここの所続いている。


「NO PLACE TO CALL HOME」
という英語の本が、彼女のお進めなのだそうです。
読んでみたいけど、英語しかないみたいなの🥲


先ずは、その分野の日本語、訳本が、何かあればいいな、探そう。


何かしらの楽しみの灯火を見つけることは、自分が生き続ける為の、一歩になりますよね。

その予習として、Wikipediaでもいいじゃん、て思てる。



桐朋学園大学出身の人だったかな?
古澤巌さんという、バイオリニストがいてはって。

この方は、ロマの音楽の研究をなさってはって(それだけではないやろうけど)とにかく。

古澤さんのバイオリンの音色を聴いた時に。

たしかに、チャールダーシュとかの民族舞曲だし、そんな感じ醸し出して演奏するもんや。
そりゃそうだ、なんやけど。


だけど、この人のバイオリンの音色は、なんでこんなにも悲しいのだろう、って、驚いた経験があって。

古澤巌さんて、かなりかなり、オッペケペーな事をして、人喜ばすのが好きな人なんやけど。
だって日本人だと思うし、彼はロマではないし。

全ては、あの音色に、昨日今日の問題じゃない、根深ーーーいロマの歴史が潜んでる、って錯覚してしまうような、悲しい音なんや。



私自身、40年前、初めてヨーロッパ行った時、ロマ(ジプシー)の洗礼を受けた。
単一民族の、平和ボケの、視野の狭い、無知の、頭悪い日本人観光客の私は。
ガイドさんの脅しに、ビビり通しだった。
また、うようよしてる垣間見るまわりのジプシーの子供の天使のような可愛ゆらしい顔で、無心やら恐ろしい事をしているのが、衝撃だった。


たった40年前のヨーロッパの、大きな都市の観光スポットも、鉄道の駅も、どこもかしこも、あのきれいな顔したジプシーの子供だらけだった。
それは、危険と迷惑と不愉快を意味していた。



他にも、読むべき本はあるやろうが、次読むのは、ロマの歴史本に決めた。


あの古澤さんの悲しい音色のわけに、少しでも近づけたらいいな、と思てる。