入院中、唯一嬉しかったのは、読書の時間が出来たこと!
入院が決まった時、携帯→NG(専用PHSで通話ならOK)、PC→NG(ネット無しならOK)で、メールは出来ないわ、仕事は出来ないわで途方に暮れました…。
点滴をずっとしたままなので移動範囲も決まっているし、そもそも安静第一!だったので、出来ることが限られてきます。
とにかく入院中は、小説にエッセーに雑誌に漫画に新聞に…と、とにかく読みまくって、本当はもっと読みたいのに、Tommyが残業に出張続きで手に入らず、病院にある雑誌でお茶を濁して、中毒状態でキィーーーッ!となっていた事も(笑)。
こんな恵まれたチャンス、一生に一度あるかないか、ですよね。今思い返しても、もっともっと読みたい本があったのに…と、つくづく残念なくらいです。
そういう意味では不満だらけだったのですが、それでも良かったのは、英語の本が数冊読めたことです。
今まで私の英語力だったら、子供向けのペーパーバックを読んでいくのが一番いいだろうと思っていたのですが、結構すぐ読み終わってしまって、その割にあんまり面白くないというか…。
いや、面白いんだけど、でも子供向けだから私の好みではないのですよね…。当然といえば当然だけど、そんなわけで、ちっとも私の多読の野望は実行出来ていませんでした。
- Megan McDonald, Peter H. Reynolds
- Judy Moody Declares Independence
↑こちらはTommyが家の中で目に付いたものを持ってきてくれました。Amazonによると「9歳~12歳向け」らしいです。
スカラスティックで安かったので買ったのですが、最初に数ページ読んだままになっていて…。でも病院で読み始めたらあっという間でした。やっぱり集中出来る環境だからかな?
Tommyから見ると、私の英語力ってものすごい低いレベルなので、この1冊でも結構持つと思っていたみたい…(失礼な話です)。
「もう読む本がない」と言ったら、ちょうど彼のバッグに入っていた本を置いていきました。
- Robert B. Parker
- Melancholy Baby (Sunny Randall Novels)
↑カバーを見るからに難しそうで、どうしたものかと思ったのですが、本当に読む物がなくて困ったので読み始めました。
そうしたら、スイスイと一日で読み終えることが出来て、自分でもビックリ!
後半はわからない単語がたくさん出て来ましたが、どうしても意味がわからないものだけ辞書を引いて、読み進めました。そうしないとテンポ良く読めなくて、ストレスが溜まってしまいます(私の場合)。
こうして1冊読み切ることが出来て、すごく嬉しかった!なんだか自信が付きました。
それにTommyはいつも洋書ばかりで、なかなか日本の作家を読んでくれないので、久々にお互い同じ本について、しかも同じ言語で書かれた本の話が出来て良かったです。「ハリポタ」以来かも(笑)。それでも私→日本語版、彼→英語版です。
これからもっと難しいものも、原書で読んでいこうと思えるようになりました。私の英語も、一歩前進したかな?