【※一応、ネタバレ注意。】
前からちょっと気になっていた映画版。
先日学割半額DAYだったのでレンタルしてきたものを、(昨日)見てみました。
- アヒルと鴨のコインロッカー
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以前、『陽気なギャングが~』の映画版にションボリ(´・ω・`)させられた記憶があるので、そんなに期待はしてなかったんですが、いや、良かったです。
原作における叙述トリック的な部分を、映像においてどう表現しているのかってところが一番気になっていたんですが、原作とは構成を少し変えて、それでも原作の持ち味をそう損なうことのない巧い作りになっていたと思います。
家に泊まりに来ていた友人と一緒に見たんですが、物語序盤のコミカルなシーン、原作未読の友人は普通に笑ってたんですが、その後ろでこっそり泣きそうになったりしてました。
エピソードの一つ一つが、初見の時と、種明かしを知った後では違う意味を持ってくる。
そう言えば、そんな作品だったなと思い出しました。
伊坂作品(には限りませんが)は、文庫落ちを待って読んでいるんですが、その中では、私は、この『アヒルと鴨の~』が一番好きですね。
原作未読だった友人にも割と好評だったので(今日さっそく原作を購入してました/笑)、原作を読んだことのある方にも、ない方にもオススメです。
ボブ・ディラン「風に吹かれて」が耳に残ります。
- アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)/伊坂 幸太郎
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