X1.1大規模フレアによる太陽風の乱れは、25日に到来しそうです。 | LIZABSTRACT

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2024/ 3/24 13:10 更新
X1.1大規模フレアによる太陽風の乱れは、25日に到来しそうです。

担当 篠原

昨日の昼に発生したX1.1の大規模フレア
に伴って発生したCME(コロナ質量放出)の様子を
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
ガスの濃い部分は上寄りに広がっていますが、
全体としては太陽を丸く囲むように広がっているので、
太陽風の乱れは地球へやって来るでしょう。

NOAA/SWPCによる太陽風予報では、
太陽風の乱れは、明日の昼、25日11時(世界時25日2時)頃に
地球に到来する可能性があるとのことです。
この場合、フレアの発生からちょうど2日で
地球に達することになります。
比較的早い到来なので、太陽風の速度は高まりそうです。

太陽風の磁場が強まり、南向きに大きく変化すると、
速度の高まりと重なって、
オーロラなどの磁気圏活動が激しくなる可能性があります。
明日から明後日にかけて、
太陽風や磁気圏の状況に注目してください。

太陽では、中心部南側(下側)の
3615黒点群の活動が続いています。
昨夜以降の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
M5.3、M3.8、M2.8、M2.4、M2.1、M2.3、M2.7など、
Mクラスの中規模フレアが次々に発生しています。

3615群は黒としても大きく、目立っています。
この後も活動に注目してください。


太陽風は、昨夜から速度がゆっくりと高まり、
今朝くらいに500km/秒に達して高速風に変わっています。
磁場強度は10nTと強めの状態でしたが、
速度が高まり始めた頃に、
16nTへ強まる変化が発生しています。

今朝早くまでこの状態が続きましたが、
以降は少し下がって、
現在は7nTと平均的な値に戻りつつあります。

太陽風磁場が強まった頃から
磁場の南北成分は南寄りに変化する様になり、
-10nT程度の大きい変化もしばらく続きました。

このため、磁気圏の活動は活発になり、
AE指数は1000nTに達する大きい変化が続いています。

現在の太陽風は、
磁場の南向きの変化は小さくなっています。
この傾向が続くと、磁気圏も穏やかになるでしょう。


X1.1フレアにより、
太陽放射線(非常に速度の高い陽子)が増加しています。
この影響で、SOHO衛星LASCO C2、C3の画像に
ノイズが増えています。

 

ij2024-03-24 (Sun) 1312

 

 

 

南海トラフ辺りも注意でしょうか?

 

 

 

自分的にはこれから3日後くらい

大潮収束時に最も注目しています。

 

何度もありそうなので

小出しで発散してくれますように😢

 

 

 

フレアが多すぎてふたつにスクショをわけてしまった💦