訃報 小澤征爾氏 | LIZABSTRACT

LIZABSTRACT

♡ Can you feel my heart beat? ♡
プロフィールに書いています。無断転載お断りしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分はクラシックファンの子供じゃなかったけど

比較的若い頃から小澤征爾氏の音楽を

聴く機会に恵まれていた。

 

 

音大出でかつて童謡歌手だった人(女性)と

親しくつきあっていて

一緒に小澤征爾の指揮する音楽会に出かけたりした。

 

 

 

 

 

 

ロストロポービッチ氏

 

その存在に注目したのも小澤征爾氏の

影響からだった。

 

 

1970年 社会主義を批判した作家アレクサンドル・ソルジェニーツィンを擁護したことによりソビエト当局から「反体制」とみなされ、以降、国内演奏活動を停止させられ、外国での出演契約も一方的に破棄される。

 

ドイツのベルリンの壁の前でチェロを演奏し

民主化を鼓舞したことがあった。

分断された東西が統合するのは、当時自分からみても

必然で正しいことのように思われた。

 

その後ロストロポーヴィチは、国籍を剥奪され

ショスタコーヴィッチの音楽を広め

民主化の象徴的な役目を負わされながら

祖国への愛と郷愁は深まるばかりだった。

「たとえ殺されても祖国の土を踏む。」

命がけで音楽をやっている姿に感銘を受けた。

 

 

 

2007年 3月27日、ロシア政府より勲1等祖国功労章を授与。4月27日、モスクワにて死去。80歳没。」

 

 

 

 

小澤征爾と共に長く苦しい時代を

音楽と共に過ごした。

 

ふたりとも後継の指導によくあたった。

かなり後で知ったのですが

小澤氏は斎藤先生の親戚だったんですね。

 

 

 

宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュの楽長が、斎藤先生を

モデルにしているのではないかという考察があり興味深い。

 

 

 

「賢治と楽長[編集]

厳しい楽長(指揮者)のモデルは、ちょうど留学から帰ったばかりで厳しい指導をしていた新交響楽団での斎藤秀雄の姿から考えたのではないか、という説がある。新交響楽団の練習を賢治が上京時に見学した時期と一致しているためである[7]。」

 

 

 

 

ジェシー・ノーマンを小澤氏が抜擢してのカルメンは

衝撃的だった。

黒人のカルメンははじめてだったのだ。

これは当時CDを買った。

 

 

 

 

ジェシー・ノーマンは小澤氏より先にお亡くなりになった。

あんな包容力のあるソプラノ・ドラマティコの歌手は

他に居ないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小澤征爾って近くで聴いてると

すごくうるさい指揮者だったゲラゲラ

歌いながら指揮してるのがよーく聞こえてꉂ(ˊᗜˋ*)

そんな歌声を思い出します。

 

 

ご冥福をお祈りしております。

ロストロポーヴィチ氏や

ジェシー・ノーマン氏と再会できるかなぁ。