隆起しました。
南側異様にTECが赤いです。
地上磁場も激動
太陽風の速度がやや高くなっています。
2023/12/ 4 12:37 更新
高速太陽風が到来しました。磁気圏は穏やかな状態です。
420km/秒と平均的な速さだった太陽風の速度は、
今日未明からゆっくりと上昇して、
今朝、4日7時(世界時3日22時)に520km/秒と
高速の状態になりました。
現在もこの状態が続いています。
注目していたコロナホールの影響が始まった様です。
一方、太陽風の磁場強度は、
8nTから5nTへ少し下がった程度で、
平均的な状態が続いています。
磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、
最後で弱い南寄りになっています。
このため、磁気圏の活動は穏やかに推移していて、
AE指数は小規模の変化が一時的に発生した程度です。
SDO衛星AIA193では、コロナホールは西側に進み、
ここからの影響が地球に届いているところです。
速度の高まりは4〜5日くらい続きそうです。
磁場が南寄りに変化する様になると、
磁気圏の活動も強まる可能性があります。
この後の変化に注目してください。
太陽は、今日、4日10時半(世界時4日1時半)に、
中心部南側(下側)の3511黒点群で、
C8.1の小規模フレアが発生しました。
また、中心部の3507群で
4日11時半(世界時4日2時半)に
C2.9の小規模フレアが発生しています。
この2つの黒点群と3510群で小さい活動が続いています。
この後、規模の変化が見られるでしょうか。