http://wdc.nict.go.jp/IONO/fxEs/latest-fxEs-k.html
NICT Latest 'Es'
JST |
Oki | Yam | Kok | Wak |
02:00 |
3 |
3 |
-- |
-- |
02:15 |
2 |
3 |
-- |
-- |
02:30 |
4 |
2 |
-- |
-- |
02:45 |
18 |
2 |
-- |
16 |
|
|
|
|
http://swnews.jp/swnews_inf.html
火山名 口永良部島 噴火警報(火口周辺)
令和元年10月28日00時15分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
**(見出し)**
<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表>
火口から概ね2kmの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒して
ください。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>
**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
口永良部島では、10月27日21時33分に新岳火口付近の浅いところ
を震源とする規模の大きな地震が発生しました。18日にも規模の大きな地
震が発生しており、火山活動が高まった状態となっています。
今後、新岳火口から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西に
かけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があ
りますので警戒してください。
2.対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
鹿児島県:屋久島町
3.防災上の警戒事項等
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大
きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西
にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮
者の避難等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VK20191028024000_509.html
火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第107号
令和元年10月28日02時40分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
口永良部島では、新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を
描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地
区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒し
てください。
**(本 文)**
1.火山活動の状況
口永良部島では、18日に新岳火口付近の浅いところを震源とする規模の
大きな地震(山麓で体に感じない程度)と、新岳の西側山麓のやや深い場所
が震源と推定される地震が発生するなど、一時的に火山性地震が多い状態と
なりました。その後、昨日(27日)21時33分に新岳火口付近の浅いと
ころを震源とする規模の大きな地震(山麓で体に感じない程度)が再び発生
し、火山活動が高まった状態になっています。
25日からの火山性地震、火山性微動の発生回数と火山ガス(二酸化硫黄
)の1日あたりの放出量は以下のとおりです。いずれも速報値であり、精査
の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動 火山ガス
(二酸化硫黄)
10月25日 4回 0回 -
26日 1回 0回 100トン
27日 5回 0回 100トン
28日02時まで 0回 0回 調査前
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、東京大学大学院理学系研究科、京都
大学防災研究所、屋久島町及び気象庁の観測によるものです。天候不良や観
測条件が悪いなど観測値が得られなかった日は「-」としています。
火山性地震の回数は、19日以降は少ない状態で経過していましたが、2
7日はやや多い状態となりました。また、18日及び27日には新岳火口付
近の浅いところを震源とする規模の大きな地震が発生しています。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、やや多い状態で経過しています。
新岳火口では、白色の噴煙が26日に最高で火口縁上200mまで上がり
ました。
GNSS連続観測では、島内の長い基線で2016年1月頃から続いてい
た緩やかな縮みの傾向が、2018年7月頃から停滞しています。
火山活動が高まっていることから、本日(28日)、気象庁機動調査班(
JMA-MOT)を口永良部島に派遣し、現地調査を実施する予定です。
口永良部島では、規模の大きな地震が時々発生するなど、火山活動が高ま
っていることから、今後、新岳火口から概ね2kmの範囲及び向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生
する可能性があります。
2.防災上の警戒事項等
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大
きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西
にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、28日(月)16時頃に発表の予定
です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VK20191028024000_509.html