古(いにしえ)は太陰暦なので
ブルームーンと言う事は無いのだろうけれど、
今月は珍しい 月に2回の満月
その2回目を指す 「ブルームーン」を
「青き月」として和歌に詠んでみました。
(画像は27日の月です。
今日も月の写真を撮ったのですが
それはまた今度。)
真十鏡 君をば待たむ 天つ空
早帰りませ 青き月読み
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まそかがみ きみをばまたむ あまつそら
はや かえりませ あおきつきよみ
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あなたを待っていて うわの空です。
早く帰ってきてください。青い月よ。
まそかがみ は 月に掛る枕詞で
美しい立派な鏡をあらわす言葉だそうです。
しばしば 月は男性にたとえられて
和歌に詠まれます。
再び逢う瀬を約束した恋人に
贈答する歌として詠んでみました。