時じき藤の盛りなるをみて
Lizabstract詠む。
紫の時じき藤になりてしか
青き扇に 禁色もゆりにけり
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むらさきのときじきふじになりてしか
あおきおふぎに きんじきもゆりにけり
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紫の夏藤になりたいな。
(高貴なひとが許される)禁色の
青白の扇(夏藤の葉の色)も
深紫の衣も許されている。
扇の起こす風はけがれをはらったり
疫を避け、こちらを扇ぐと福を招くとされ
霊力を持っている。
紫の夏藤は葉の色は青白
花は深紫でどちらも天皇に許されないと
着られない色で禁色(きんじき)であることに
ふと気付きました。