ユーリ・バンダジェフスキー博士が
解剖で心臓にセシウムが蓄積する事を
証明した事を、
原発問題に関心を持つ人の間では
相当話題になったが、
一般の人々の間では関心が薄いようだ。
最近松戸に住む女性とある集まりで会う
機会があった。
国道16号線と6号線がクロスする場所で
0.3μSvで鳴る設定の線量計が鳴った事を
話したら、とてもビックリしていた。
311以降、会う機会がある度に
これから大変な事が起きる。と
言っていた私に
「Lizabstractさんは色々詳しいのね～。」
と、放射能よりもそんな事に関心を持って
マスクをしないと外を歩かない私が
不思議なようだった。
最近、心臓で突然死とか
心臓に異常を感じたり話を 実際に
身近でもよく聞くようになった。
昨年末 松戸に住む女性が庭で突然倒れて
亡くなったのだが、
誰にも言わなかったが
薄々放射能かな？と思っていた。
千葉県を代表する画家であるとも言える
H先生が今月23日のアート関係の集まりに
現れなかったので、心配して電話したら
その集まりの前から心臓に異変を感じて
病院に居た。とおっしゃった。
と、言う事を聞いた。
その後で、千葉県に住むMさんと
一緒に出かける、と言うか
一台の車で一緒に乗り合わせて
出かける約束をしていたのだが、
前日に突然キャンセルの電話があった。
やはり心臓が苦しくて
病院で検査したけれど大丈夫だったが、
寒いし大事をとって出かけるのは止めておく。
と言う事だった。
今日、Mさんと電話で話たのだが、
ダメ元で、「セシウムが心臓に溜まるって言うから
気をつけてくださいね。」と言ってみた。
「放射能はそこら中に飛んでるだろ？
だから無駄なんだよ」とMさんは言った。
口答え風にならないように気をつけながら
私も答えてみた。
「空気中に飛んでるのは、マスクで少し
防げるけれど、それは肺に溜まって
肺がんになるので、多分心臓は余り
関係ないと思うのですが、
心臓は食べ物や飲み物から入って身体に
溜まるから、産地を選んで
野菜やお肉を買ってくださいね。」
と言ってみた。
「野菜に産地なんて書いてあるのか？」
とMさんは聞いた。
「スーパーでも産地が書いてありますから
選んで買ってくださいね。」
Mさん宛に預かった届け物があるので
また近々会う事になると思うけれど、
これからでも気をつけて
少しでも元気で居てもらいたいな。
私は運命論者なので、どんな治療をしても
寿命は伸びないと思う。
「こういう治療をすれば長生き出来る」と言う
そういうのも信じられない。
人は生まれた時にもう死ぬ日が決まって
生を受けたと思っている。
だから、抗がん剤を打っても
抗がん剤治療をしなくても、死ぬ日は
同じだと思っている。
京都に居る時に
「被曝は怖い」と言ったら
京都に住む女性が
「私はもう死んでもいいな。
Lizabstractさんは長生きしたいの？」と聞かれた。
自分の寿命以上に長生きしたいとは
思っていないし、そんな事は不可能だと思う。
「ポックリ死ねればまだ良いけど、
被曝して病気で苦しんで死ぬのは嫌だ。
病院で治療しながらスパゲティ症候群や
薬の副作用で苦しみながら死を待つのは嫌だ。
だから被曝したくない。」
私はそう言った。
たしか著書の中でこう書かれたのは
養老孟司先生だったと思うが、
「最近の老人の死因の殆どは[溺死]だ。」と。
点滴をして、点滴を身体が吸収する力をなくすと、
肺に水が溜まって溺死するのだそうだ。
死ぬ日まで、
普通に動きまわっていたい。
それが私の望みだし、
自分の周りの人にも
命尽きるまで、なるべく病気にならないように
元気で居てもらいたい。
寿命は伸ばせないけれど、
病気にならないように気をつけられる事は
した方が良いと思っている。
更にそれを択ぶのも
ひとりひとりの選択だと思う。
３１１からあと１ヶ月と少しで二年。
気にしてこなかった人と、
気をつけて来た人の違いが
少しづつ差が出て来た気が、
私はするけれど・・・。