まだ東京にいた時、家族で沖縄に2度ほど旅行に行きました。
イギリス人の夫が、シーサーが欲しい!と言い出し、
シーサー屋さんがたくさん軒を連ねる街にシーサー探しに出掛けました。
シーサーは屋根の上に置いて、魔よけのように家を守ってもらうもの。
どう考えても、うちの家にシーサーは似合わないんだけど…一体、どこに置くつもり?
困惑しながらも、夫のお買い物に付き合い、数軒見て歩いたところで、
このシーサーがいい!ということで、購入~
ロンドン在住、我が家のシーサー
結構、渋いこのシーサー☆
たたくと金属音のような音を発します。(キーン)
彩色なしのこの渋いこげ茶色のシーサー。あまり見かけず、ちょっと珍しかったように思います。
最後に寄ったお店でようやく出会いがありました。
東京では、結局屋根の上には上げず、玄関の前に。それも、門の内側。
盗難が心配だということで。
本来は屋根の上からお仕事してもらうはずのシーサーを地上に置いてしまって、
シーサーを持ってる意味が、効果が、あるのかないのかわからないことになってしまいましたが、夫はご機嫌で、本当に気に入ってる様子。
まあ、とりあえず、外に向かって睨みを利かせているので、よいかと。。。
そして、アメリカへお引越し。
はて?アメリカの家ではどこに置いていたっけ?
お庭には無かったような、、、と思っていたら、玄関の内側、つまり、’家の中’に
置いていたことを思い出しました。
玄関の壁面が2.5~3mくらいあったでしょうか、その両端に「家の中を向いて」
座してました。
盗難が心配だということだけど、、、
バック・ガーデンの方でさえ心配だということで、家の中に。
でも家の中に置くとどうしても家の内側を向いてしまいます。
夫はこれでも守ってくれているというのですが、ますます本来の姿から離れていき、
私としてはビミョーな気分でした。
しかも、玄関ホールの床は大理石。隅っこに居るのですが、動かすと床に傷がつくので
結構ほったらかしにしていたら、よく埃をかぶっていて、可哀そうなことになってました。
そして、ロンドン☆
ようやくお家を購入し、今の場所に落ち着きました。
引越ししたばかりで家の中は箱に入った荷物でいっぱいの状態のときに、
シーサー様は夫の手により、すでにお庭に鎮座してました。
そう、今回はお庭です。
トランポリンを撤去して、すっぽり空いた空間。
そこからこちら(家の方)に向かって座しています。(もうただの置物状態です。)
その空間は昨年、ガーデナーによってお花いっぱいの空間になりましたが、
今年は、夫が枝を切り詰めすぎてしまい、咲くお花がだいぶ減ってしまいました。。。
ということで、アメリカへ引っ越しても、ロンドンに越してきても、常に我が家とともに
行動している我が家のシーサーのご紹介でした。
もはや、屋根の上にあげてもらうことは叶わぬと諦めていることと思いますが、
朝から日の当たるこの場所で、お花に囲まれ、気持ちよく過ごしてくれているものと
信じており。。。
シーサーの近くに咲いた薔薇のお写真