自分もよく把握していなかったので、この場をお借りして(?)ちょっと確認・・・

 

カナダのサンクスギビングデーは、10月の第二月曜日

アメリカのサンクスギビングデーは、11月の第四木曜日

 

 

だそうです!!ありがとうウィキペディア・・・キラキラ

 

 

カナダに来て6年たっても覚えられずにいました。

 

 

ちなみに、夏時間と冬時間の切り替えの時期も、未だに覚えられません(汗)。

 

 

 

 

サンクスギビングデーは、アメリカとカナダの祝日です。

 

 

原住民(英語ではネイティブと呼びます)の方たちへの感謝の日、ということになっています。

 

 

サンクスギビングデー、クリスマス、イースターは、毎年家族が集まって過ごす3大祝日です。

 

 


 

祝日にはオンタリオ湖沿いのコテージに親戚一堂会するのが、夫家族の習慣です。

 

 

実は私、この家族親戚の集まりがちょっと苦手。

 

 

理由は二つあって、

 

 

一つは、集まりの長さは最低でも6時間。早ければお昼頃行って、夜10時くらいまでとか。

 

 

長すぎる・・・ゲッソリ

 

 

2〜3時間くらいでチャッと終わるのなら全然いいのですが、

 

 

半日一緒に過ごすとなると、たまに会う親戚と、何を話してよいものやら・・・という気持ちに、正直なります(汗)

 

 

二つ目は、夫の妹と会いたくないから。

 

 

彼女は、カナダのイケイケギャルと言う感じです(表現古い?あせる

 

 

見た目は美人で、中身はエモーショナル(感情的)です。

 

 

彼女とは結婚してすぐ、2年ほど同居していたのですが、

 

 

ボーイフレンドが隣にいるとき以外常に機嫌が悪く(ボーイフレンドの前では人格が豹変する)、

 

 

私は毎日冷たく当たられていました。

 

 

同居していた時は、自分が何か言い返したら大げんかになると思い、なんとかガマンしていたのですが、

 

 

同居生活を解消し、夫と二人で隣街に引っ越ししてから、あることがきっかけで堪忍袋の尾が切れた私は、初めて彼女に反撃しました!

 

すると彼女はショックを受けたらしく、義父母に言いつけて、義父母が私にブチ切れた!!

 

 

義妹は両親の影に隠れて、代わりに義父母が出てきた感じドクロ 私はなぜか、義妹とではなく、義母と口論する羽目に。

 

 

義父母はとてもよい人たち(誤解のないよう、強調しておきます)なのですが、やはり自分たちの娘はかわいいのでしょう。

 

 

それは一応理解しますが、2年間、義妹にサンドバックにされていた私が、ようやくパンチを一回お見舞いしただけで悪者かい!!

 

 

なんでも、私がその場その場で義妹に文句を言わず黙っていたのが悪いみたいです。「なぜ今頃になって言うの?過去のことでしょ!!」と言われてしまいました。えーっ!!ポーン

 

 

日本人は、他人との対立はできるだけ避けたいので、つい自分がガマンしてしまいがち。当時の私は、言いたいことはその場で言い、口論になることも全く恐れないカナダ人の習慣に慣れていなかったのです。

 

 

そんな私のメンタリティーを訴えてみても、義父母にも夫にも理解してもらえず、

 

 

義父母にとても不公平に扱われた気がして、ショックでした。

 

 

国際結婚をして相手の国に住み、相手の家族と関わる中で、マイノリティーの存在は、時として孤独です・・・しょぼん

 

 

異文化理解というのは、非常に難しいこともあります。私のほうも、カナダ人のメンタリティーを、頭では知っていても心がなかなかついていかないところもあります。

 

 

話が長くなりましたが、

 

 

義父母の怒りはその時限りですぐに収まり、その後は何事もなかったかのように接してくれますが(この、過去を水に流す速さもすごい!びっくり )、

 

 

正直に言うと、私はそれを今でも根に持っているのですメラメラ

 

 

ブログなのでいい人ぶらずに真実を書くと、義父母ブチ切れ事件からしばらくして、一度義妹が謝罪の手紙らしきものを義母づてに渡してきたことがあったのですが、いやらしく感じてしまい、読まずにビリビリに破って捨てました(汗)

 

 

私も相当、怖いでしょうはてなマーク

 

 

他人の過ちを許すのは、心の汚れた私にとっては、とても難しいのです(汗)

 

 

時が経った今でも、心のどこかにまだ火種が残っていて、今でもしつこく、義父母には反抗しているのです。

 

 

 

 

で、今回は、夫が今アメリカに出張中ですし、

 

 

今住んでいるトロントは、義父母の住んでいる街からはちょっと離れていることもあり、

 

 

サンクスギビングデーに義父母のところへは行かず、

 

 

やはりサンクスギビングの集まりに参加しなかった、夫の叔父のガールフレンド(彼らは私たちの隣の部屋に住んでいます。偶然です)とお茶してました。

 

 

遠い関係だと思われそうですが、カナダでは、家族が付き合っているボーイフレンドやガールフレンドは準家族、家族同然とみなされることがよくあります。冠婚葬祭やクリスマスなど家族がらみの大事な行事に、ボーイフレンドやガールフレンドも参加したりします。

 

 

なので、夫の叔父のガールフレンドも、夫家族の立派な一員というわけです。叔父との付き合いも10年以上?と長いです。

 

 

彼女はアイルランド人。職業はロケットの開発か何かで、すんごく難しい数学をやっている、オタクガールです。

 

 

年齢は37歳ですが、落ち着いていてとても大人な感じ。飾り気がなく、かなりの美人です(義妹とはまた違ったタイプ)。

 

 

お互いシャイなので、隣同士に住んでいながら、あまり交流はなかったのですが、

 

 

シャイな彼女から「アパートにいるならお茶しない?」とテキストしてきてくれたので、うちに招待して(といっても隣の部屋から部屋着で来るだけ、私も風呂上がりの部屋着)日本の緑茶を淹れておしゃべりして、楽しいひとときを過ごすことができましたニコニコ

 

 

彼女も、夫の家族親戚の中ではマイノリティーといえばマイノリティーですが、英語圏の出身だし、夫の家族はアイリッシュ系なので、やっぱりアジア人で英語のおぼつかない私とは違うわよね・・・なんて思っていたのですが、

 

 

年寄りと若者しかいない夫の家族の中で、40前後のおばさん(37歳の人を自分とひとくくりにしてごめんなさいあせる)は私たち二人だけなので、その点ではちょっと波長の合う部分もあるような気がします。

 

 

話しているうちに、彼女が以前グァテマラでエンジニアの勉強をしていたことがあったり、ベトナムに旅行したことがあったりと、実は未知の文化に対して強い関心のある人であることが判明しました。おっ、いいなこの人!

 

 

海外での経験やお互いの国の文化、カナダ人あるある話などで、話に花が咲きましたガーベラ

 

 

ちなみにサンクスギビングはアイルランドにもないので、彼女にとってもサンクスギビングは異国の祝日です。

 

 

 

 

話にまとまりがなくなりましたが、

 

 

基本的にカナダの祝日は、自分とは無関係な気がしていたのですが、年のサンクスギビングデーは、

 

 

もともとこの土地に住んでいたネイティブの人たちや、17世紀前後に危険を犯してカナダにやってきたフランスやイギリスの人々がいたからこそ、21世紀になって日本からカナダに移住した私の今があるわけなので、

 

 

サンクスギビングデーにはカナダのはじまりの歴史に思いを馳せて、祝うのもいいかもしれない・・・と今年初めて思いました。

 

 

あと、サンクスギビングデーの前日に、義母が転んで頭を打ちましたガーン

 

 

幸い、大事には至らなかったのですが、

 

 

もしこのまま旅立たれたら、後悔することになるのかな?と、ふと思ったのです。

 

 

やっぱり義父母に少し優しくしなければいけないんじゃないか、という気持ちがちょっと胸をよぎったサンクスギビングデーでした。