カナダに来ていた母も日本の状況を心配していたのですが、今朝、帰国した母から連絡があり、「もうみんな普通に生活してるみたいよ」と、拍子抜けした様子でした。


カナダの報道ではやはり、カナダに影響する部分が焦点になるので、ここのところはやはり原発の状況ばかりを報道していますが、実際、首都圏ではだいぶ落ち着きを取り戻し、人々も普段どおりに生活しはじめているとのこと。ほんとうに、ほっとしました~(*^o^*)


カナダにいる人々のほうが、日本人よりもずっと、日本の現状や今後を憂慮している感じがします。私も、もし帰国して日本が元気であることを目にしたら安心できるのかもしれませんが、正直、日本の報道のニュアンスと、アメリカサイドの報道のニュアンスと、半々ずつ信じているという感じです。


でも、再建に向け前に進んでいこうという気持ちを改めて感じ、ああ日本人はすごいなぁと思いました。海外メディアで報道されていた、日本の人たちの落ち着きや秩序を、とても誇りに思います。私たちにとっては、当たり前の感覚ですが、それがよその国からは驚きをもって見られるなんて、こちらも驚きです。

そして、私は日本人は根無し草のように感じていたのですが、やっぱり日本人は、国を愛する気持ちや連帯感というものをちゃんと持っているんだ、と思い、嬉しくもありました。


そして、21日発表の、世界銀行の、日本の復興への見通しは、私の予想よりも明るいものでした^^


世銀の報告書は、過去の例に基づく予測として日本の実質国内総生産(GDP)成長率は今年半ばまで低下し、その後は復興事業の本格化に伴って回復に転じるとの見通しを示した。

東アジア全体でも自動車や電子部品をはじめとする貿易や金融業界が短期的な打撃を受けることが予想される。ただ、阪神大震災後は1年以内に輸入が完全に回復し、輸出も震災前の85%のレベルまで戻ったことなどから、影響の範囲は一時的なものにとどまる見通しだという。(CNNより)


そう、日本は大丈夫。私も、日本がふたたび、力強く立ち上がることを信じています☆


日本にも、春が来ているそうですね。桜の花を愛でるように、みんなが上を向いて、前に進んでいくことを願っています。

私も、自分の行く道を、仕事のこと、彼とのことに軸を移して、考えます。


ところで、母がカナダに来ている間、日本の実家に、北京から小包が届いていたそう。

差出人の名前を確認してもらうと・・・中国茶のお店のお姉さんでした!ヽ(*'0'*)ツ

北京留学中に、何度かお店に茶葉や茶器を買いに行って仲良くなった、ヤンジエお姉さん。

茶葉とお茶菓子とともに、入っていた手紙の最後に「Good luck,Liyuan!!」と書かれている、と、電話の向こうで母が言いました。

ヤンジエ、ありがとう!!!!