昨日、中国語の先生ご夫妻とお食事に行きました
先生は日本で中国語教室に通っていたとき、マンツーマンで教えていただいていた、
北京人の女性です。旦那さまも北京人。
先生も、旦那さまも、日本の大学を卒業後、そのまま日本で仕事をしています。
滞在歴が長く、日本の習慣にすっかり溶け込んでいるため、
言葉のイントネーション以外は、日本人となんら変わりがない感じがします
「中国に帰ると、”なんかお前、違うよ”と言われるし、日本人から見るとやっぱり日本人と違うでしょ」と旦那さま。中国人と日本人のちょうど中間みたいな感じなのかもしれません。
その先生ご夫妻がなんと、日本に帰化する申請をしているとのこと
もう、永住することに決めた、と。
中国国籍のまま、永住権をとる方法もありますが、先生ご夫妻が日本人であれば、
「中国の友達が日本に遊びに来るときに、保証人になってあげられる」というのです。
聞いてみれば、中国人が日本に遊びに来たかったら、団体旅行のツアーに入らなければならないそうです。
個人旅行ができないのは、逃亡防止のためなのだとか
でも、日本人の保証人がいれば、個人で日本に行くことができるのだそうです。
日本人であれば、気軽に中国旅行に行けますが、
中国人はそうではないのですね。
旦那さまによると、日本のパスポートは、世界で二番目に便利なパスポートなのだそうです(一番はスイス)。
日本のパスポートがあれば、ビザなしで世界中のいろんな国に行くことができます。
世界の国々から信頼されている、日本のパスポート。
日本は本当に素晴らしい国ですね~!
日本に帰化するにあたって、最も重要視されるのは、
「なぜ、日本人に帰化する必要があるのか」ということだそうです。
そして「善良である」こと。
もう3回、面接をしたそうです。
韓国では、韓国人に帰化することが難しく、
筆記試験の内容が、韓国人も答えられないほど難しいと聞いたことがあります。
でも、日本ではそうでもないらしく、「日本語検定の1級より簡単」だそうです。
日本人に帰化するとなると、名前も日本のものに変えることになりますが、
名前は自由としても、謎だったのが、「苗字はどうするのか?」。
なんと、苗字も自由に決められるようなんです
「候補が二つあるんだけど・・・」と、日本でも中国でも違和感のない苗字を考えていました。
初めて聞いた、日本帰化事情でした。
ともかく、先生ご夫妻が、晴れて日本人になれますように~