22日、北京に戻ってきました!

本当は21日に戻る予定だったのですが、

濃霧のため飛行機が欠航になってしまったのです。

やむなくその日は成田空港近辺のホテルに泊まって、翌日の便で北京に着きました。

濃霧だなんて、と不思議に思っていたのですが、今日 「人民網日本語版」を読んだら、

どうやら原因は、春節の爆竹にあったみたいなのです!


(以下、 「人民網日本語版」2007年2月23日の記事)


一部のメディアでこのほど、「北京で21日、今年に入って以来最大の濃霧が発生したが、これは春節中の花火・爆竹と関係がある」との報道があった。これに対し、北京市気象台の郭虎台長は22日、「爆竹によって、北京市の大気の質にある程度の悪影響が及ぼされる可能性はあるが、濃霧の発生とは無関係」とし、はっきりと報道を否定した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

郭台長によると、気象の専門家が春節前に春節期間の天気について協議を行った際、すでに20日~21日にかけて北京市の視界が悪くなり、霧もしくは霾(煙霧)が発生し、交通などに影響を及ぼすだろうと予測していたという。

今年の春節は北京市の「爆竹解禁」の2年目にあたり、市民は毎日規定された時間に花火を放ち、爆竹を鳴らすことができる。このため、一部のメディアでは花火・爆竹が北京市の大気状態に直接悪影響を及ぼしたとの評論が掲載された。

北京市環境保護局の専門家はインタビューに応えた際、「爆竹・花火によって空気中の二酸化硫黄の濃度が増加する可能性があるが、顆粒物による汚染の影響は小さい。21日の北京市上空大気における主な汚染は顆粒物によるもので、これは20日から蓄積された結果と考えられる」と述べた。

北風の影響を受け、北京市の大気の質は春節休暇最後の2日間で回復する見込みだ。(編集SN)


う~ん、春節の爆竹や花火のすさまじさを感じます!

私が戻った22日も、まだ爆竹の音が景気よく鳴り、夜にはあちこちで花火が上がり、

街には爆竹の残骸である赤い紙が散乱していました。

私も新年気分を楽しみましたが、22日はすでに新年5日目。

きっとすでに下火だったと思います。

春節に中国にいなかったことが、ちょっぴり悔やまれます!


じろうさんによると、17日の午後11時ごろから

皆、やりたい放題爆竹を鳴らしまくり、花火をあげまくっていたそうです。

夜はうるさくて寝ることができず、

昼間は街にロケット花火が飛び交っていて、

道を歩いていて本当に危険を感じたそうです。

上の記事には「規定の時間に・・・」とありますが、

実際は規定なんてまったくなかったみたいです。