2月18日に開催された東京国際マラソン。

優勝したケニア人のダニエル・ジェンガ選手が、大会前にインタビューを受けていたとき、

「来日15年、日本語ペラペラ」

というテロップがついていました。

ジェンガ選手はインタビュアーの質問をちゃんと聞きとって、自分の言葉で答えていました。

その流暢さに驚くと同時に、私は、

「“ペラペラ”って、こういうことを言うんだ!」とハッとしました。


もし今、例えば北京中央テレビ局の中国人のレポーターにインタビューされたら、

私はそれをちゃんと聞きとって、自分の言葉で答えられる自信は100%皆無。

まず、レポーターの言っていることは理解できないでしょう。

知っている単語を聞き拾うののが精一杯です。

たとえ質問の内容を理解できたとしても、自然な中国語で答えるのもまず無理です。


ジェンガ選手のような人を“ペラペラ”と言うのですね。


留学を開始してもうすぐ半年たちますが、正直なところ、

「1年留学しても、ペラペラにはなれないな」と感じています。


後期の授業は来月5日から。あと1週間後です。

授業は6月の半ばまで。

よくよく考えると、あとたったの3ヵ月半です!

1年の留学とはいっても、長い休みを除くと、実際には10ヶ月足らずしかないんです。

残された短い時間、とにかく真面目に頑張るのみ!!

後期はぜひ、HSKにチャレンジしたいと思っています。


余談ですが、19日の朝刊で読んだ記事で、

東京国際マラソンに参加した外国人選手が、

「選手の飲んだ紙コップがすぐに片付けられていて感心した」

「スタート地点で預けた荷物を、ゴール地点ですぐに受け取れたのには驚いた」

と言っていました。

こういう細かなところに気がつくのは、とても日本人らしいと感じました。