今日で10月も終わりです。
北京も木々の葉が黄色くなってきて、すっかり秋の風景となりました。
北京に来て、早くも2ヶ月。時間がたつのがとても早いです。
1日、1週間があっという間に過ぎていきます。
最近は、学校生活がすっかり日常となりました。
以前は、食事のときはいつも外へ食べに出かけ、
時間があれば街をぶらぶらしていたのですが、
最近はめっきり外出しなくなりました。
特に、十一のあとは勉強がさらに忙しくなったこともあって、
外出といえば、校門近くの露天で栗やトウモロコシを買うぐらい。
自分自身の変化は、太ったことと、衛生観念が変わりつつあることでしょうか・・・
先週末、久しぶりにバスに乗って遠出をし、
故宮の脇の道を通ったときに、故宮があるのを見て、
「あ、そういえばここは中国だったんだ」と、思い出しました。
日々、淡々と生活をしていると、今自分が中国にいることを忘れそうになります。
今は、毎日ずっと勉強しています。
部屋で勉強しているか、中国人学生と一緒に勉強しているかのどちらかです。
相互学習の相手が3人となり、
2人とは週一、もう1人とは不定期で、時間のあるときに連絡をとって会う形です。
なので、週4回は相互学習をしています。
日本語学科の子もいれば、経済が専攻の子もいますが、
みんな、なんらかの形で日本語を勉強している、同じ大学の中国人学生です。
最近相互学習を始めたのは、朝鮮族という少数民族の男の子です。
彼とは、日本人の本科生の紹介で、一緒に勉強を始めました。
彼の両親は韓国人で、彼自身も、中国にいながら韓国文化の中で育ったようです。
私からすると、韓国人のような中国人です。
ちなみに、彼を紹介してくれた日本人本科生は、半分中国人みたいな日本人です。
そんな彼らがクラスメートとして仲良くしているのは、面白いなぁと思います。
中国人の大学生は、朝から晩まで、皆ほんとうによく勉強しています。
三者三様に、日本語の勉強に取り組む姿を見て、私も、
「今ある時間のすべてを中国語の勉強に使って、絶対に話せるようになろう!」と、
必死に勉強する心づもりができました。
最近も、相変わらずクラスメートとの会話がおぼつかなかったり、
老師の話が聴き取れなかったりして、
「クラスメートに比べて、私は授業についていけてないなぁ」とか、
「クラスメートはぺらぺら話せるようになっている気がするけれど、
私は進歩していないなぁ」と、落ち込むこともしばしばなのですが
今は授業で遅れをとっていようが、先生に指されて答えを間違えようが、
気にしないようにしています。
最終的に、留学が終わった時点で、習得できていればいいことですから、
今はできなくて当たり前だ、と考えるようにしています。
ただし、語彙を増やす努力は必須だと思います。
あと、若いクラスメートとの、脳年齢の差は感じていますが、
これはどうしようもないですね・・・
自分なりに、努力を重ねようと思います。
一日じゅう勉強をしていて、しんどいと言えばしんどいのですが、
中国語だけをずっと勉強していられる今の生活が、とても幸せです。
中国に住んで、外国人のクラスメートと中国語で話して、
中国人と一緒に勉強して。
本当に、夢見みたいです。
この生活が終わって欲しくない、と思います