「私が聞きたいのは河村さんの報告です」
3年ほど前に頂戴した、西村代表のご指導。
あるレギュラーのご案件でタレントが大勢稼働した際、
業務連絡の統括をいたしました。
各タレントから現場に関する報告が続々と上がる中、
私は、「報告を勝手に変えてしまっては」と考え、
タレントの報告をそのままコピーして提出していました。
すると、ある日、代表からお電話が。
「河村君は、私にこの長々とした文章を全部読めと言いたいの?」
と問いかけられ、理由を話しました。
すると、
「河村さんはご案件の統括です。吸い上げた情報をまとめ上げて、私に報告する役割を持っています。私が聞きたいのは河村さんの報告です」
と、お話しくださいました。
思い込みをパカーンと砕かれた思いでした。
その後すぐにタレントたちに連絡。
なかには、感想でよいものや推測まで混ざっていました。
こんなものは上げられないと考え、どのように報告してほしいのかを伝え、
さらに上がってきた内容を確認し、文章をまとめ直して報告。
当然、緊急性が高いのか、あくまでも出来事として記載するものかなど、一つ一つチェックしました。
現場で起きたことをなんでもかんでも報告すればいいなんてのは、甘えだと思い知った経験です。
どれが報告することでどれが必要ないことか、一覧で分かれば確かに楽だけど、
一つ一つ向き合って、自分の中で筋を通すことで、問いかけられても堂々と答えられるようになる。
なにをどう報告するのか、苦労してよかった経験。
是非ご覧ください♪
株式会社プロースト
河村赴人