そこに行く目的を見失っては本末転倒。
私は役者業で生きたいと思いました。
だから目の前で演技する人がどんなことをするのか、
少しでも吸収したくて隙あらば観察しました。
代表からのご指導のおかげさまで、
どのジャンルのお仕事で学んだことも、
分け隔てなく他のお仕事に活きるのだと学んで、
殊更何か学べるものはないかと、目を輝かせました。
気が付けば、
イベントMC、ナレーション、映像、舞台、声優と、
あらゆるジャンルにご縁を頂けるようになりました。
有難いことです。
その数だけ、学べることが多く、そして活かせる現場が増える。
だから、
エキストラのお仕事を頂く回数が増えれば増えるほど、
重箱の隅をつつくくらいの意気込みで、
学べることを探しました。
数年前の事、
一日中待機室にいたときは流石に心が折れ、
｢観察すらできませんでした｣と、代表にありのままお伝えしました。
すると、
｢どんな時でも考えることだけはやめないで｣とご指導いただきました。
猛省しました。
状況に甘えた自分に喝を入れて、
それからと言うもの、学べることを探す意識をさらに高めました。
撮影のお仕事は待機時間が長時間に及ぶことがよくあります。
長丁場で大変だ、なんて考えるより、
観察できる時間がたくさんある、と考えてほしい。
芸能業界に入った目的を見失ってほしくないと、己を振り返り思います。
※お詫び
昨日のブログが下書き保存状態で公開されておりませんでした。
日ごろからご覧いただいている皆様へ、心よりお詫び申し上げます。
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今更ではございますが、ご覧いただければ幸いです。