プリザーブドフラワーとポーセラーツ、台湾茶・中国茶の「アトリエ茉莉(マリ)」です。
定期的にお宝の展示が入れ替わる國立故宮博物院。
だから、何度行っても新鮮で学びがあります。
今回は劉松年の「茗園賭市圖」。
年々凄いことになっている入場者の数にちょっと辟易ぎみなのだけど
この部屋では静かにゆっくりと・・
お茶の勉強をしていると
必ず出てくる、宋時代に広まったとされる”闘茶”。
闘茶で勝つことのこの上ない喜び
負けることのこの上ない恥ずかしさ・・・は范仲淹の「鬥茶歌」
劉松年「茗園賭市圖」は色紙ほどの大きさ。
ちょっと照明が薄暗くて見難いのですが
街中で人々が闘茶に興じる様子が描かれています。
もし、台北でお時間がありましたらぜひ。
闘茶・・つながりでちょっと失礼します。
だいぶ前のブログなんですが
「闘茶(2008)」という台湾の映画について書いていまして → ☆ 、 ☆☆
エンターテイメント満載の内容で
かなり誇張されたところもあり
"これは闘茶じゃな~い”とお怒りの方も
台湾の町の様子もあちこち映し出されていますし
主演のヴィック・チョウ好きな方は
ファンタジーとして
お茶とともに
"闘茶"について一考・・のお茶タイムでした。