先日、食べることが大好きなお茶朋たちと一緒に
車に便乗させてもらって宜蘭へ。
かつて、まだトンネルが出来ていない時には
火車に乗って2時間近くかかったのに
今では台北から50分も掛からずに到着ですものね。
便利になりました。
こちらのお店
なんでも、台湾版”食べログ”の一位に選ばれたとかで、連日満席。
4吃、5吃までダックを丸ごと堪能しちゃいます。(この写真拡大可)
この宜蘭選りすぐりの櫻桃谷鴨(チェリバレー種)は
肉質が柔らかく、皮下脂肪が厚く、皮はジューシーなのが特徴。
総勢10名が集合。
さすがにダックも2隻~。
これがスプーンに乗ったダックのお鮨。
ちゃんと酢飯になってますよ。
お鮨の上のダックの皮は厚めで脂肪もたっぷり。
特にタレはつけずにそのままいただきます。
”その脂肪、体に大丈夫~?”って思ったでしょ
なんでも、水鳥の脂肪は牛や豚のそれとは性質が違うらしいです。
オレイン酸、リノール酸の含有量が多く
脂肪が体内に蓄積されにくいということですよ。
美肌効果のあるビタミンB2や鉄分も多く含まれており
むしろ血中コレステロール値を低下させるらしいです。
とは言っても、スプーンで脂肪を取ってから食べてるお茶朋が一名・・・
こちらのダックは皮だけでなく肉の部分も巻かれていて
宜蘭特産の三星葱を使用しているカオヤービンは緑色。
緑色って珍しいですよね。
タレは台湾らしくさらっと薄味。
確かにお肉の部分は柔らかく
油っぽさや臭みはなかったですよ。
葱との相性がいいんですね。
椎茸の揚げ物かと思って食べていたら
皮蛋(ピータン)の揚げ物と聞いてびっくり(右上の写真の左皿)
食べやすかったです。。。
ダックの油を使った「麻婆豆腐」や
キャベツの炒めものにダックのオイルをかけたもの(ちょっとこれはオイリーでした)など野菜が数種類。
(炒め物に使うこのダックのオイルは販売中)
私の好きな”水蓮根”の炒め物もありました。
しゃきしゃきっとした歯ごたえがいいですよね。
写真右上のフライドポテトのように見える「鹹蛋杏鮑茹」は
エリンギに塩漬けの卵をまぶして揚げたもので
塩加減がちょうどいいです。
料理がどんどん出てくるので
食べることに忙しく写真が間に合わない。。。
この他にもいろいろ・・・
蝦やスープもあってかなりの量でした。


タロイモのデザート「八寶甜芋泥」は花生粉(ピーナッツ粉)をまぶして(右上)
大きな円卓ばかりの広い店内は
平日なのにあっという間に満席。
若い方たちだけのグループもいくつか。
新しいもの好きな台湾の方々に受けているようですよ。
ダックをお鮨にしちゃおうだなんて
発想がやはり違いますよね。
いつもとはまた違った北京ダックでした。
ダックもいろいろですね。
さて、食べ終わったら(観光はせず)台北に戻りますが
宜蘭からの帰り道のお話はまだ続きます。。。
紅樓(Led Lantern) : 宜蘭市民権路二段36號 晶英酒店6樓
039101011
大きなショッピングセンターの中にあり
地下駐車場もかなり広いです。