
22歳の頃、お客さんからお金を頂いて演奏する仕事に就いた時、
課題として一週間で100曲、暗譜(譜面を見ずに演奏する事)
を命じられた。
初めて聞く曲も多数あった為、
何度も何度も同じ曲を大音量で聞いて覚えていたんだ。
その時、幾度もトイレに駆け込み吐き気を
催した記憶がある。
それは、まさしく拷問だった!
ところで皆さんは、好きな曲を何回繰り返し
聞く事ができますか?
私は、10回も聞けば頭がおかしくなる。
想えば、昨年の震災後、
ACジャパンのCMを何度も何度も見せられて、
頭の中で、常に「♪ぽぽぽぽ~ん」と
鳴り響き半ば頭がおかしくなったのを
思い出した。
視聴者から苦情が殺到し
エンディングの「♪エ~シ~」部分の
音声がカットされたんだ。
同じ曲を何度も繰り返し聞くとどうなる?
実は、同じ楽曲を大音量で繰り返し聞かせる拷問が実在する。
出所は、ナチス・ドイツの強制収容所らしいが、
ベトナム戦争で米軍が捕虜に対してデスメタルを
大音量で聞かせ拷問していたとされ、
最近では、グアンタナモ基地などに収容されたテロ容疑者たちに
米軍はこの拷問を実行している。
その時、使われた曲はイギリスのシンガー、
デヴィッド・グレイの「Babylon」だ。
曲自体は、デスメタルの様な激しさはなく、
どちらかと言えば、心地よくリズムを刻んで
聞く曲だ。
こんな曲も繰り返し聞かせれば拷問になる。
デヴィッド・グレイはこの事について
次のように語っている。
「拷問以外の なにものでもない。
どんな音楽だろうと関係ない。チャイコフスキーの最高傑作でも、
子ども向け テレビ番組『Barney & Friends』のテーマ曲でも同じだ。
どんな曲だろうと、
(何度も繰り返し大音量 で聴かされたら)
完全に頭がおかしくなるだろう」
音楽は、非人道的な目的に使用するのではなく、
人類の幸福の為に存在するものです。