遺伝子操作で暗闇で光る「蛍光動物」 | anomarley's diary

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★蛍光ウサギを作り出したのはイスタンブール大学とハワイ大学の研究チーム。トルコの研究室で、クラゲから抽出したタンパク質をウサギの胚に注入した。
この胚から生まれた8匹のうち、2匹が蛍光ウサギで、残る6匹は光らない普通のウサギだったという。
この研究は、メスのウサギに有用な遺伝子を移植し、そのウサギの乳から関連するタンパク質を取り出すことが目的。研究者は、こうした技術が将来的に人間向けの薬品開発につながればと話しています。


https://www.youtube.com/watch?v=dqQ-DSKObTI

Glow in the dark rabbits created by scientists with jellyfish DNA








★米Mayo Clinicの研究者が、遺伝子操作により緑色に光る猫を作り出した。猫にAIDSに対する免疫を与えることを目指した研究という。
また、遺伝子操作した猫同士を交配させたところ、生まれた8匹の子猫にも操作された遺伝子が引き継がれていた。
研究を率いたメイヨー・クリニック(米ミネソタ州ロチェスター)のエリック・ポエシュラ博士は、今後は遺伝子操作した猫を実際にFIVに接触させ、ウイルスへの耐性があるかを確かめたいとしている。








★韓国・ソウル大学の科学者チームが、クローン技術を用いて「光る犬」を創り出したと発表した。アルツハイマー病やパーキンソン病など人間の難病治療に役立つ可能性があるという。
2009年に体細胞核移植技術で誕生。その光る能力はなんと食餌に薬(ドキシサイクリン[DOTC]の抗生物質)を混ぜてやるだけでオン/オフ切り替えもできるんだそう。








★中国で遺伝子組み換えによって作り出された蛍光緑に光るブタが、11匹の子ブタを出産し、そのうちの2匹が母親と同様に蛍光緑の体色を持っていることが分かった。父親は通常のブタだという。
台湾の研究チームも2006年1月に蛍光ブタの作製に成功しているが、李教授は今回の子ブタの誕生は、遺伝子操作による特質が親子2代にわたって継承されることを証明したと述べ、科学的、医療的可能性を広げると期待している。







★今回育成に成功した遺伝子組み換えサルは、外見は普通のアカゲザルと同じだが、特殊な光源の下では体が緑色に光る。遺伝子組み換えのプロセスはまず、アカゲザルの卵母細胞に人工授精をした後、緑色蛍光たんぱく質(GFP)を受精卵に注射し、遺伝子組み換え胚を育成した後、別なメスのアカゲザルの体内に移すというもの。
アルツハイマー、パーキンソン氏病などの発病原因は今になるまで明らかになっていない上に、良い薬物や治療法も確立されていない。しかし今後、これらの病気に関連する遺伝子をアカゲザルのモデルに導入することで発病メカニズムを理解し、アカゲザルの大脳の変化を観察することで、有効な治療方法を見出すことができる。







★ウルグアイの科学者らは、羊の遺伝子にクラゲの遺伝子を組み込み、蛍光性をもつ羊を生み出した。遺伝子を組み換えられた羊は、これまでのところ、正常に成長しているという。この蛍光遺伝子の組み換えには、特に深い目的はなく、研究者らは、ただ単に、遺伝子工学の手法の実用性を検討するためだったということだ。