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こんばんはぁ~。

今日は4月1日。ある人にとっては新しい生活のスタートになりますねっ。

こちら地方は昨日から降り続いた雨が満開の桜を濡らして

朝方には止みましたが、せっかく綺麗に咲いた桜が心配になりました。

この季節になるとどうしてでしょう?ワクワクするような切ないような

少し心の中がノスタルジックになるような気がします。

見頃が1週間足らずの桜の花。このために1年を掛けて準備しているのだと

そう思うだけで、その美しさがひときわ心を打つのです。

今日は用事ついでにいくつかの桜を眺めてきましたが、雨に打たれた後も

しっかりと華麗な色彩で眼福にあずかることができました。

春らしい花々の饗宴が見られるこの季節に感謝ですねっ。(*^_^*)

 

 

 

     

 

     

濃い色合いが目を引き、ちょっと冷たい北風に揺れていました。

青空とのコントラストも絵も言われず美しさが際立ちます。

 

 

     

 

     

 

     

 

     

道すがら、あちらこちらに花の洪水のような美しい桜。

日本のソメイヨシノの古木のほとんどが寿命を迎えていくと

何かで聞いたことがありますが、それは寂しいことだと思います。

いつまでも満開のソメイヨシノが見られる日本であって欲しい。

 

 

    

 

    

昔若い頃に読んだ梶井基次郎の「桜の樹の下には」という小説は今でも忘れられない

強烈なインパクトを残しています。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。何故なぜって、桜の花があんなにも見事に咲くなんて

信じられないことじゃないか。

俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。

しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。

これは信じていいことだ。」

屍体という鮮烈な言葉と桜の花の美しいイメージとを対極に対比させて印象付ける。

うむを言わせないこの表現の強さには、若い時に大いに動揺したものです。

 

 

 

     

 

     

 

     

道路の両側に桜の木が植えられたゆるやかな坂道。

テレビ放映された「未来日記」は初対面の男女がスタッフから手渡された

日記の通りに行動しながら、他の自由な時間も通し異性とコミュニケーションを

とっていくという内容の番組でした。

その「未来日記Ⅴスケッチブック」では日本人男性のヨシ君と台湾人女性の

イーロンさんが言葉の壁を乗り越えて愛を深めていくというストーリー。

言葉の壁やいろいろな障害やアクシデントを乗り越えるために必要な道具が

心を伝え合うスケッチブックだったのです。

この未来日記Ⅴのテーマソングを手掛けたのが福山雅治で、この時に生まれたのが

「桜坂」という楽曲でした。

テーマソングと共に未来日記Ⅴはおおいに共感を得て、時代の中で支持されました。

 

 

 

 

今日も読んで下さった方、どうもありがとうございます。

暖かい日があったり、花冷えの日があったり寒の戻りもまたありそうです。

コロナの感染も下火にならず、ふたたび増加傾向の様相を示しています。

どうぞご自愛のほどお過ごし頂ければと思います。

それでは、新しいこの4月もどうぞよろしくお願いいたしますっ!(〃^∇^)o_彡☆