○前回までのあらすじ
日々、宴会の企画に追われる幹事達
「どうすれば、善男善女に満足してもらえるだろうか?」
悩める子羊達を前に、
『成功の鍵は、魅せ方にある!』
と、リーダーのプリン亭は叫ぶのであった…
PART1 『いかに参加率を上げるか?』
宴会の話が出てまず最初に行うのが「人集め」です。
これかなり重要で失敗すると、幹事力のなさを指摘されたり、
最悪、宴会そのものの存続が危ぶまれてしまいます。
そうならないためにも、
全員必修くらいの意気込みで参加を募るよう戦略を立ましょう。
大勢人を集める=幹事力がある とみなされますのであなたの評価も上がりますよ。
と、いうわけでここでは参加率UPの方法について言及します。
出席率を挙げる作業=来ない理由を潰す作業です。
パッと思いつくだけでもこんなに沢山!!
おぉ!!あるわあるわ!全部言われたことあるわ!(笑)
○来ない理由一覧 (プリン研究所2008年調べ)
仕事があるから行かない…
既に予定が入っているので行かない…
遠くに住んでいるので行かない…
行けるかどうか微妙なので行かない…
お金がもったいないから行かない…
子どもの面倒があるから行かない…
プリン亭体がやばいので行かない…
大人数の集まりが嫌いだから行かない…
少人数だったら行かない…
あの人がいないなら行かない…
あの人がいるなら行かない…
異性がいないから行かない…
店が明るいと化粧がばれるので行かない…
店が暗いとセクハラしてくる奴がいるので行かない…
座敷だと行かない…
煙が服に付くから行かない(焼肉など)…
特に目新しいこともないので行かない…
会の情報が少なすぎて行かない…
急な話過ぎていかない…
着ていく服や靴がないから行かない…
前より太ったから行かない…
メイク落としたから行かない…
ピリオドだから行かない… etc.
ていうか女子!
行かない理由多すぎないか?ヽ(`Д´)ノ
Ⅰ.最初に決めるのはコンセプト(ここからは真面目モードで書きます。)
まずは宴会のコンセプトを決めましょう。
コンセプトは非常に大事で、これが定まっていなかったり、
曖昧なものであったりすると、判断材料がないので相手の警戒心が高まり、参加率はぐっと低下します。
コンセプトを提示しておけば、
形式 フォーマルなのかインフォーマルなのか
規模 誰が参加して誰が参加しないのか
場所 どの駅のどのような雰囲気の店になるのか
等の情報を相手が勝手に判断してくれます。
コンセプトの立て方ですが、メインコンセプトとサブコンセプトを立て
メインコンセプト… 全員共通
サブコンセプト… 人によって使い分ける
ようにします。
メインコンセプトは○○の集まりだとか、サークル飲みだとか
そういったレベルのものに相当し、これは全員共通内容として
伝達する必要があります。。
一方、サブコンセプトは適当で良いんです。
一人には、○○さんのお誕生日会と伝え
もう一人には○○さんが赴任先から帰ってくるからと伝え
またもう一人には○○さんが○○さんと話をしたがっているなどなど
(但し、これらは皆、「事実」である必要があります。)
サブコンセプトは
あなたに来てもらいたい事情があるんです。
というメッセージがやんわりと伝わればOKです。
もし何もなければ、
私があなたに会いたいんです。
というのをアピールしてください。
悪い顔はされませんので。
Ⅱ.ファーストコンタクトを取る
次に声のかけ方です。
原則としては「関係者」全員に声をかけるべきです。
これを怠ると後々厄介なことになります。
とはいえファーストコンタクトを取るにも順番があります。
プリン亭は以下の一連の作業を10日以内に完結させます。
広告塔(サクラ)を数名用意する (初日)
↓
多忙な人に声をかける
↓
◆日程が決まる
↓
女性に声をかける (3日目)
↓
◆予算が決まる
↓
男性に声をかける (6日目)
↓
◆店が決まる
↓
その場に相応しくない人に声をかける (9日目)
↓
◆人数が決まる (10日目)
なぜ、一斉に連絡しないかというと、答えは簡単です。
小出しで声をかけたほうが人数が集まりやすいからです。
まずは、広告塔を立てることが大事です。ざっくり言うとサクラです。
クロード・X・ホプキンスの著書「広告でいちばん大切なこと」に以下のような記述があります。
-------------------------------------------------------
母は言った。「まずは大物に売るのよ。そうすれば他の人も続くの。」
-------------------------------------------------------
誰だって1番目にはなりたくない。周りの様子を伺いたい。
そう思っています。
なので、あとに続きやすい状況をファーストコンタクトの前に作り出しておくことが重要になってきます。
ここで勝負の50%くらいは決まります。
ここでの広告塔とは、
・幹事のサポート役となってくれる人物
・宣伝効果が期待できる人物(要するに大物)
とに分けれます。
幹事のサポート役になってくれる人物とは、
リーダー格の人と思われがちですが、実はそうではなく
・長くその組織に属しており、
・ある程度プレゼンス(存在感)を発揮しており、
・敵がいない人、そして今後もつくらない人
が適任です。
リーダー格の人はいかに優れた人物でも
他のリーダー格の人からの不満があったりするので適任とはいえません。
その点、敵がいない人は周りの支持を集めやすく、長くその組織にいれば人間関係図を把握できているので連絡相手も豊富です。このサポート役を男性と女性とで味方につけておくことでその後の動きにも大きく差がでてきます。
次に宣伝効果が期待できる人物ですが、こんな感じです。
盛り上げ役 平たく言うと面白いひと。
レア人物 なかなか会えない人ということでプレミア感をもってもらえる。
年配者 代表例が先生や教授。フォーマルな会という印象を与え、特に女性の警戒心が解ける。
女性 男性には効果超大。女性がいるところに男性は集まる。
但し、ここでも敵がいない=求心力のある人間であるというのが大事です。
サクラが準備できたらようやく第一陣にファーストコンタクトを取ります。
○ファーストコンタクトで伝えること
①日程 いつ何時からスタートするか。
②場所 店ではなく場所(渋谷とか新宿)。
③予算 会費のことです。
■日程
プリン亭は「遅刻早退顔出しドタキャンドタ参OK」と言っています。
当然これで全員ドタキャンされた場合は困るのですが、
まずはこれでもかというくらい敷居を下げることが大事です。
ドタキャンOKといっておけば、
「行かない」という選択肢をギリギリまで押さえることができます。
その結果、「保留・行けたら行く」という連絡をもらうことが期待できます。
「行けたら行く」は肯定的な返答なので、様子見の方々も行くものと認識してくれます。
ここで重要なポイントは、欠席という回答をギリギリまで封じ込めておくという点です。
また、宴会に指定するスケジュールはある程度読めます。
・給料日の後、公務員20日 民間が25日なので、第4週か第5週・第1週が金回りが良い。
・試験日(英語や金融・情報資格・大学の試験期間など)を避けておく。
給料日ギリギリだと予算面で断られてしまうので、できれば週末か週初めをお薦めします。
資格系の試験は日曜日が多いので、土曜に設定すると勉強があるからという理由で断れてしまいます。
さらに、国民の祝日なども予定が入りやすいので敢えてはずしてその翌週にするというのも手です。
日程が決まったら、次に難易度が高い順番でフィルターに通していきます。
①多忙度フィルター・距離フィルター
まず、慢性的に忙しい人・遠方に住んでいる人から声をかけるのが鉄則です。
遠方の人でもこれを理由に帰ってきてくれる可能性も期待できます。
例えば、看護士や新聞記者などは休みの予定が判明するのが月末~月初にかけてなので、最低でも翌月のシフトを提出する直前までに連絡を済ませておく必要があります。
②性別フィルター
次に女性に声をかけます。
なぜ女性が先かと言うと、女性がいれば男性は呼ばなくても来るというのもありますが、後述する会費を決定する上で女性からというのが重要になってきます。
女性に声をかけたら、あまり時間を置かずに男性に声をかけます。
③人間関係フィルターをかける
・敵が多い人
・その場に相応しくない人
というのはマイナス要素になります。
最後の最後まで来るかどうかは不明瞭にしておく必要があります。
よって、声をかけるのは必然的に後の方です。
■会費
次に会費です。
女性に伝える予算は、ぐるなびやHOT PEPPERに記載されているものの半額を提示します。女性の参加人数がある程度読めてきたら、そこから男性の予算を決定します。
予算の半分以下の金額を提示します。
例えば、予算が4000円のお店ならば、女性は2000円以下です。
こんな予算で大丈夫なの?
と思うかもしれませんが、
①開始時間を20時以降にする。
②アラカルトにする。(出来ればお通しカットで)
③店側に幹事の方で食事をオーダーしておく。
④予算オーバーの80%時点で一度会計を済ませる。
これで予算は確実に2000円を切ります。
①開始時間を20時以降にする。
これは外で食事を済ませてきてもらうためです。
予め、「食事は済ませてきてください。」という文言を伝えておきます。
実際には、食事を済ませてからというのだから
食事代分会費にプラスして支払っていることになるのですが、
水道代や携帯代など目に見えないお金は人間気にならないものです。
また、22時以降から予約が入ることはほとんどないので、時間制であっても、席が空いていれば自然な流れでそのまま箱を利用することができます。これで2次会のお店を探す手間が省けます。
②アラカルト
女性はなんで何も食べても飲んでもいないのに払わなきゃなんないの!
っと不満に思っている。(っと思います。)
たいてい時間制なので、数時間で撤収を促されてしまいます。
例えば2時間制でラストオーダーが30分前とかだと実質1.5hourで打ち切りです。
また、遅刻しても同額・ドタキャンされても同額なので、会計のリスクは高くなります。
経験的予測から、数時間で
女性は平均2.5杯 しか飲まない
男性は平均4杯 しか飲まない
と仮定しましょう。
仮に20名参加で男性と女性の割合が7:3で
飲み物一杯500円であるとすると、
男性会計 500×4×14=28000
女性会計 500×2.5×6=7500
35500円
男性の予算を3000円 女性の予算を2000円とすると、
男性 3000×14 =42000円
女性 2000円×6=12000円
となるので、
予算は54000円
お通しが1名 300円として6000円差し引いても
よって、12500円分を料理に当てることができる!
料理一品が600円だとしたら20品以上注文することができます。
つまり、3つのパーテーションに分かれたとしても
6品以上料理を出すことができる。
ここで、6品以上料理を注文されると厄介なので、
③「店側に幹事が予め食事をオーダーしておく。」
というのがポイントになります。
また、お酒も極端に飲む人もいるので、
2杯目からはボトルに切り替えるよう先手を打っておく。
実際には、お酒を飲まない方や遅刻の方もいるのでこれよりも安く済みます。
これがコースの場合、
仮に飲み放題付き+6品 3500円とすると
3500円×20=70000円
同じ内容で全員から3500円徴収することになります。
さらに言うと、コースは1品あたりの量が少なくなるので
実際のパフォーマンスはさらに下がります。
コース・飲み放題自体が元々利益を得られるような
価格設定にしてあるので当然といえば当然です。
コースは、
・参加メンバーが良く飲むと分かっている場合
・少人数の場合
・料理そのものが目的の場合
などで利用すると良いと思います。
③予算オーバーの80%時点で一度会計を済ませる。
それでも予算がきつくなることがあるでしょう。
その場合、やばいなと感じた時点でお金を回収してしまいます。
このタイミングで必ず帰る人と残る人で分かれます。
その後を2次会として別会計という認識をもたせておけば予算オーバーのリスクは回避できます。
集まるのが目的ではなく、料理を重視する会などでは異なりますが、
単に人を集めるという趣旨では上記に挙げた手段で出席率UPの効果があがると思います。
ということでPART1 『いかにして参加率を上げるか』でした。

なぜ?こうなるのか?
「ねえ、最近○○高校の人と連絡取ってる?みんなどうしているのかなー機会があったら会いたいなー」
(「機会があったらじゃなくて機会は作るものなのでは。」と思いつつ)