RHAPSODYという、イタリアのシンフォニック・メタルバンドがありまして、
学生時代によく聴いたなぁ...なんてもんじゃないくらい、
当時の我々の、かなり深い部分に浸透していた時期もあったのですが、
アルバム数枚分に亘る「エメラルド・サーガ」というストーリーが完結した後、
分裂やら何やらで、結果、元のメンバーの大半が入れ替わってしまい、
ほぼ忘れかけて１０年ほど経った今になって、
「元メンバーでバンドを組み、原点曲を中心にした記念ツアーを敢行」という、
ちょこっとナンジャソラな経緯で、この度、来日されたということで、
１５年ぶりくらいですかね、観に行ってきました。
そう、分裂後も曲は聴いてたけど観たことは無かったんですよね。なんとなく。
クアトロのボードに輝く『Rhapsody』の文字。
つい先週、アイドルのライブで来たばっかり(笑)
平日ってことで、確実に予定が付いてからコンビニでチケットを買ったので、
整理番号も３００数十番台と、まあアレな番号だったのですが、
クアトロの最下層に降りてみると、意外と前の方が空いていたので、
折角なので上手（ベース側）の３列目くらいに突っ込んでみました。
セットはこんな感じ（※終演後）
客層はオッサン...とも言えない(言いたくないｗ)、
「１０～２０年前にメタルキッズだった」自分と同世代の人々がほとんど。
なんだろう、青春だったんだなぁ、と思いました←
Set List
01．EMERALD SWORD
02．WISDOM OF THE KINGS
03．ETERNAL GLORY
04．BEYOND GATES OF INFINITY
05．KNIGHTRIDER OF DOOM
06．WINGS OF DESTINY
07．THE DARK TOWER OF ABYSS
08．RIDING THE WINDS OF ETERNITY
09．SYMPHONY OF ENCH. LANDS
10．DRUMS SOLO
11．LAND OF IMMORTALS
12．THE WIZARD'S LAST RHYMES
13．BASS SOLO～VOCAL SOLO
14．DAWN OF VICTORY
<encore>
e1．RAIN OF A THOUSAND FLAMES
e2．LAMENTO EROICO
e3．HOLY THUNDERFORCE
Live
楽しかったですねー。
ドラム以外のフロント軍団は、ほとんどの曲でガンガン前方に出続けて、
客の目を見て、客と触れ合って、息も付かせぬほど煽り続けて、
クワイアの部分などで一緒に歌ったりと、ステージとの距離が近いライブでした。
特に、ショッパナの『エメラルド・ソード』での
「フォーザーキーン、フォーザーラーン、フォーザーマーンテン」の大合唱。
あれでものの見事に火が点いたけど、気持ち良かったなぁ。
そして結局、ラストの「ネイムオブホーリーサーーンダーー、フォース！」まで、
歌える部分は全部歌い続けるわけですが。ドヴォルザークのフレーズも(笑)
ファビオの歌は、相変わらず多彩かつパワフルだったし、
（即興的なソロや、エロイコでのオペラ歌唱が特に凄かった）
弦隊の皆様（特にルカ）は、大きくないステージ中いっぱいに跳ね回ってたし。
あとは、スラップを使ったテクニカルなフレーズなのに、
踊りたくなるようなベースソロなど、観ても聴いても楽しい要素が満載でした。
（ファビオさん、只のメタラーにオペラ歌唱を要求するの止めて下さい←）
まあ、ドミニクがタッピングやってるのを目の前で見るだけで、
テンションがブチ上がる程チョロい、鋼鉄飢餓状態だったのは否定しませんがｗ
そして最近は、Rhapsodyばっかり聴いてるし。
「普段はアイドルちゃんとも接触しなくなった私ですが、ファビオ(Vo.)とパトリス(Ba.)とは接触できたし、ドミニク(Gt.)さんは歌ってたらレスくれたしギターヘッドも触(ry」←必死か
...といった、接触レポもありつつ←
★歌ってて一番楽しいのは『KNIGHTRIDER OF DOOM』の重厚なサビ。
★パトリクさん、帽子とシルエットが某しこふみパイセンに似ていて親近感が。
このメンバーでRhapsodyを演るのはおそらく最後で、非常に残念だけど、
数年後の心変わりに期待して、あとアレックス(key.)とも仲直りして頂いて←
また日本に来てくれる事を祈っています。
次はもっとＴシャツ持って来てね！！(涙)
サンキューRhapsody