9月から職安(フランス)経由で申し込む職業訓練に進むべく、職場体験の企業を探している。


 職種は会計アシスタント……と訳せば良いのかな。去年行ったキャリアの棚卸し、自分が働ける条件、性格診断から考慮しての結果。


 この職場体験は、会計事務所、企業や非営利団体のの会計部門で、この職業がどんなものか見せてもらうというもの。大体が1〜2週間行う人が多いけれど、それは企業や職業などによって違うらしい(企業での職場体験の人員確保、自分でその場所まで行けるか?その職場体験で保険などが必要か?云々色々事情があるらしい)。

 これが終わなければ、職安の担当者も職業訓練の面談に進ませられないとのこと。職安を通して申し込み、オクシタニー地方の授業料援助で勉強するのだから、その職業のなんたるかを少しでもわかってなければ通せない、というのは当然と言えば当然なのだけれど。



 自分の足・インターネット・人のツテを使って探しているものの、ネガティブな返事か、何も返事がないかのどちらか。なかなか受け入れ先が決まらないけれど、とにかく続けるしかない。


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 週末にfacebook上に(友人に向けて)メッセージを投稿して、受け入れ先を探している旨を書いた。誰か知っていたら、声をかけてくださいと。

 すると週明けの月曜日。早速、語学学校で一緒だった友達がメールをくれた。会計関係で働いている友人がいるので、聞いてみてくれるということ。書類やメールを転送してもらえるよう、準備して託した。


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 そしてその午後には、予定していたplace de TAF(job datingの小さい版)に1人行ってみることにした。

 春になる前に近くの大きな街(Montpellier)でも大規模なものが開催されていたようだが、夫は私の職場体験探しには有効じゃないと言われ行かなかった。でも今回は「いや、そんなことないだろう」とものは試しに行ってみた。

 というのも、以前大型スーパーマーケットでもjob datingをしていて、履歴書を預けられたということがあったから。その場で募集してた職種は、どちらかというと店頭やバックヤードで働くもので、事務系のものではないことはわかっていた。でも人事の人もいるかもしれないと思い行ってみたら当たりで、履歴書とカバーレターを預かってくれた。とはいえ、結果はやはり×で、2週間ほどに送られてきた。(本当かどうかは知らないが)「現在、この部門では研修生は募集していません」と。


 そういう理由で、昨日はそのjob datingに行ってみることにした。トップの写真の場所で、公園の一角にスペースを作って、テントを張ってブースを作って開催されていた。


 でもこれが、行ってよかった!雰囲気が良かった!締め切られていない場所で、太陽の下で話す。閉塞感のなさが緊張を解いてくれた。


 小さな会場だったので、来ていた企業は12社のみ。順番に全ての企業の担当者に話しかけ、会計部門が近くにあるか?と尋ねて。あれば履歴書を渡して話してくれないかとお願いした。ものすごい簡単な自己紹介と現状を話して。結果としては、


①2/12の企業:会計部門担当者に書類を回してくれる

②1/12の企業:人事マネージャーが、直接メールで送ってと名刺をもらう

(以前履歴書をウェブ経由で送った近所のクリニックで、返事が何もきてないけどもう一度話せるか?と聞いたら、ウェブサイトがあまりうまく機能してないから、という理由で)

③9/12企業:会計業務は外注、会計部門は他の地域、等々の理由で書類は渡せなかった


 というもの。別に悪くない、と言ったところだろうか。小さい会社なら「こんな人が渡してきたよ」と話して書類を渡してくれるかもしれない。もし昨日話した人に好印象に残っていれば、もしかしたら担当者から連絡が入るかもしれない?という希望を込めてお願いしてきた。


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 もうバカンスシーズンに入ってしまうフランス。この時期に何ができるかわからないけど、数日だけでも私にください!という突撃精神。


 そういえば、2週間前。同じ町のおばちゃん(会計の仕事している)がもしかしたらどこかあるかもしれないから、見つけたらメッセージするね!と言ってくれたんだった。連絡ないからひたすら待ち……(あちらの連絡先は残念ながら知らない😅聞いておけばよかった)。


 引き続き、頑張ろう。やめないぞ。