皆さん、こんにちはニコ

カナダ、カルガリーからお届けしています。

 

今週初め、職場でちょっとスッキリした経験をしました。

 

ランチタイムになり、お弁当を持って、1人でオフィスに隣接している大きなホールに向かいました。そのホールにはいろんなタイプのテーブルや椅子がいくつもあって、学生たちや私たちスタッフが自由に寛げる場所になっています。

 

同じオフィスにいる違うチームの同僚O(若い男性)が、誰かを待っている様子でその辺をウロウロしていたんですが、私はただ「Hello!」と挨拶して、2人掛けの高めのテーブルにつきました。スマホを見ながらお弁当を食べていると、例の上司Lがやってくるのが見えました。どうやらその同僚とランチを一緒に食べる約束をしていた様子。

 

1人でランチを楽しんでいる私の後ろで、同僚Oが上司Lに「Yayoiがそこにいる」と密かに言っているのが聞こえました。知らんフリでランチを食べ続ける私。

すると上司Lが私の所にやってきて、

Do you want to sit with us? (私たちと一緒に座りたい?)

以前の私だったら、『一緒に座りたくないけど、せっかく言ってくれているから断ると悪いかな』とか、『何か理由を見つけて断った方がいいかな』と思ったかもしれないんですが、なぜかその日の私は違いました。

全く躊躇せず、すぐに、

I am alright. Thanks! (ありがとう、でも結構です。)

と言う返答が出てきて、自分でもびっくり。なんだかとてもスッキリしました。

 

上司Lは、私がテーブルを移動して彼女たちに参加すると思い込んでいたのか、ちょっとびっくりした表情をしていましたが。だってランチタイムは私の時間。どう使おうが私の自由ですもん。

 

上司Lは若い同僚達とほとんど毎日連んでランチを食べているようですが、私は、親しい同僚やキャンパス内の友達と時々ランチはしますが、わざわざ同僚と連んでランチを食べようとは思わないんです。私がランチを食べ続けている間にも、数人の顔見知りの人たちがきましたが、軽く挨拶するだけで、それぞれ1人で座ってランチを食べたり寛いだりしていました。それでいいじゃないですかねぇ。

 
この小さな出来事がターニングポイントになったようで、その日からもっと自分を第一に考えていこうという気持ちになりました。

 

その数日後に、同じチームの同僚の1人からメールで、「このウエブページの内容を変更してほしい」という依頼がありました。Word書類が添付されていたので、それに沿ってページ内容を変更し、終了を報告しました。

 

すると、彼女から、

内容の一部が欠けている。変更する前はどうだったか覚えていませんか?

というので、変更する前にたまたま撮ってあったスクリーンショットをメールで送ろうとしていると、彼女から

なぜ、内容を変えたんですか‼️

というメールが。

 

いつもだったら、カチンと来て、「あなたからの書類に従って内容を変更した」と説明すると思うんです。でも今回は、なんだか面倒くさくなり、スクリーンショットだけをメールで送り、その後、関わらず無視していました。

 

するとまた彼女から、

あー、何が起きたかわかりました。添付した私の文章に間違いがありました。ごめんなさい。

人を攻撃する前に、自分の書類をチェックしろ!という感じですね。

 

こういう傾向、私のチームに結構あって、エラーが起きたりすると、「誰が間違えたか」「その人はなぜそんなことをしたのか」と責任追求・攻撃に集中するんです。

私たちは人の命やお金とかを扱う仕事ではないので、間違いと言っても大した間違いではなく、すぐ直せばそれでいいものなんですよ。人間誰でも間違いや失敗することありますもんね。

 

この出来事では、「事実だけを伝えて、それ以上関わらず放っておく」作戦を学びました。特に、物事を拗らせようとする面倒臭い人には関わらないのが一番ですね、きっと。

 

というわけで今回はこの辺で。

皆さん、良い週末をお過ごしくださいね。

ではまた〜。