皆さん、こんにちはニコ

カナダ、カルガリーからお届けしています。

 

日本では報道されていると思いますが、最近、カナダ政府はすっかりお騒がせ国となっています。

 

まずは、今月初めにインドで開催されたG20に参加したカナダ首相ジャスティン・トルドー。(ちなみに全ての写真はネットからお借りしました)

 


今年6月カナダ国内でインド・シーク教指導者が殺害された事件があったんですが、トルドー首相、G20から帰国するや否や、「その殺害事件にインド政府が関与していた!」と発表。殺害されたシーク指導者は、シーク教徒の独立に関わっていて、インド政府からは「テロリスト」と言われていた人物だそうです。

 

トルドー首相、インド政府の関与を断言している割には、証拠を公開しないというか、証拠がないというか・・・。インドは疑惑を否定して、激怒。
カナダ・インド両国政府が、それぞれの外交官を国外追放したり、インドが、カナダ人へのビザ発給を停止したり、両国の関係、めちゃくちゃ悪くなっています。
 
続いては先週22日。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領がカナダに資金援助を頼みに来たんですが、
その際、カナダ政府が、第2次世界大戦で戦ったという元ウクライナ兵士(写真左下の男性)を「戦争の英雄」として国会に招待。国会出席者は全員総立ち、拍手喝采でその貢献を称えるというシーンがありました。
 
 
ところが後日、その兵士がナチスの武装親衛隊(SS)に所属してナチス側で戦っていたことが判明・・・。

カナダの国会全体でナチスを称賛したことになり、赤っ恥をかくことになりました。

 
ちなみに、トルドー首相、今後もウクライナへの資金援助を続けるそうです。
カナダのウクライナ援助は、2022年以来、95億円以上になっているらしい。
トルドー首相、ゼレンスキー大統領と話した後、「ウクライナが戦争に勝つまでは、自分たちは援助を続ける‼️」と演説していました。
 
トルドー首相は支持率下がりっぱなしで、歴史に残る最悪のカナダ首相と言われていますが、この人、一体どこまで行くんだろう・・・。
 
というわけで今回はこの辺で。
みなさん、良い一日をお過ごしくださいね。
ではまた〜。