皆さん、こんにちはニコ

カナダ、カルガリーからお届けします。

 

今回は上司Lのメンタル系について。

彼女は、以前、私の同僚Mさん(例のいじめにあっている人)に、「自分は強迫性障害(OCD)を持っている」と言ったそうです。

 

強迫性障害(OCD)とは、
「とらわれの病」とも言われて、「手を何回洗っても、きれいになった気がしない」「戸締りが気になって、何度も確認してしまう」など、ある特定の考えが自分の意思に反して繰り返し浮かび(強迫観念)、それによって引き起こされる不安や恐怖などを打ち消すために、同じ行動を繰り返すことを自分に強いる(強迫行為)。自分ではそういう行動はばかばかしいとわかっていてやめる努力をするけれどやめられない。
んだそうです。
上司Lは、仕事の依頼の内容と頻繁に変えたり、どうでもいい詳細に妙にこだわりますが、強迫観念があるようには見受けられないなぁと思っていました。自分でそういう傾向をやめようという気配もないし・・・。
 

先日、ネットで「強迫性障害(OCD)を持つ上司にどう対処するか」という記事を読んでいたら、ふと「強迫性パーソナリティ障害(OCPD)」という言葉が目に止まりました。この「強迫性パーソナリティ障害(OCPD)」とは、

強迫性障害(OCD)のように強迫観念た強迫行動に煩わされるのではなく、ルールや順番、完全主義に異常にこだわり柔軟性がなく、あらゆる物事のやり方が特定の方法で行わなければならないと考え、物事を常にコントロールしている状態を必要とし、他者の助力を信用しない傾向にある。

で、強迫性障害(OCD)とは全く違う障害だそうです
強迫性パーソナリティ障害(OCPD)の症状は、
  • 自分のコントロール外で物事が起こると、強い嫌悪感を感じ、他者を非難・批判する。
  • 他者が感情を表すことを嫌い、感情を表した人を欠陥がある、ダメな人間だとみなす。
  • あらゆる物事が自分の望む方法で行われなければならないと主張し、他者にもその方法を押し付ける。
  • 他者から自分のやり方と違う方法を薦められると怒りが湧く。
  • 自分のやり方が最良で、他者全てがそのやり方をすべきだと考える。
  • 他者を信用できず、他者に仕事を任せたり、他者とともに働くことができない。
  • 協力や協調は価値がないと考える。
  • 自分の行動が同僚にどのように影響を及ぼしているかについて気付かない。
  • 極端に一つの物事や考えに執着する。
  • 他人の欠点や失敗に異常に注目し、欠陥がある人間とみなす。
  • 非現実的な期待を持ち、他者全員がその期待に答えなければいけないと考える。
  • 他者の境界線を超えてコントロール、監視、干渉することに罪悪感を感じない。
  • 細部に極端にこだわり完璧を求めるため、時間の管理ができなくなり、締め切りを守れなくなったり、仕事を完了できなくなる。
だそうですが、なんと、まさに上司L!
同僚Mさんにもこれを伝えると、「あー、これだ!」と納得していました。
 
ネットによると、強迫性パーソナリティ障害(OCPD)を持つ人が上司になると、
価値観が固定的であるため耳の痛いアドバイスをしてくる人を排除しようとする傾向があり、運悪く部下となってしまった人たちにとってはこの上なく迷惑かつ頭の痛い存在となる。
そうで・・・。
上司L、状態が悪くなっている気もするので、セラピーとか必要だと思うんですが、何せ本人が全く気づいていない様子だし、どうしようもできませんね。
 
友達のルビーからは、「上司Lは復讐心も強く、執念深そうだから、気をつけたほうがいいかも」と言われています。確かに・・・。
言い方や対処法に十分気をつけないとなぁと思っています。
 
というわけで、ひとまず「困った上司が恐ろしい上司に・・・」シリーズ(?)は今回で終了。
穏やかで平和な職場で働きたい今日この頃です。
ではまた〜。