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旦那と2人恐竜くんクマムシくんで2023年4月よりイギリスにイギリス

いわゆる駐妻です。

初の海外生活な上、旦那の会社は長期駐在は初めて。

分からないことも誰に聞いたらいいのーっていう状態で生活スタート。

行き当たりばったり感満載の毎日です。

 

 

語学学校はいろんな国の人がいます。

ブラジル、チリ、コロンビア、サウジアラビア、ポルトガル、イタリア、トルコ、フランス、中国、ベトナム、タイ、香港…

 

 

今ぱっと思いつくだけでこれだけの国名を挙げられます。

いろんな国の人と友だちになれるのが一番うれしいポイントです。

 

 

ですが、学生の場合は短ければ1ヶ月で帰ってしまいます。

半年以上勉強している方が珍しいです。

なのでだいたい仲良くなる前にクラスメイトを見送っています。

 

 

 

 

また1人、クラスメイトが卒業しました。

 

 

私がようやく授業中に少し言葉を発することができるようになったタイミングでやってきたその子は、私以上に話すことができませんでした。

先生の言っていることも理解できなくて固まってしまう彼女。

だけど、教科書に書いてあることを理解することはできる。

つまりリスニングとスピーキングの部分でつまづいていたんです。

 

 

私はそんな彼女の気持ちがよく分かったので、最初のうちはできる範囲で彼女をサポートしました。

先生やクラスが変わった時の心細かった環境もなんとなくお互いがいるからがんばろうと思えていた気がします。

徐々に2人で雑談もするようになりました。

 

 

お互いのクラスが変わったりして会わない時もありましたが、結局最終的に私たちは英語のレベルを2つ上げ、同じクラスになりました。

 

 

彼女はブラジル出身で本来はブラジルの人のイメージ通り明るく、素直な子です。

誕生日プレゼントにチョコを渡したら、「今、家族と離れて暮らしてるからすごく嬉しい」と言って泣いていました。

最後のクラスでは授業中によく笑い、みんなでゲームしたいと言って先生を困らせ、大人しい性格のクラスメイトに話すように誘っていました。

 

 

彼女の最終日、記念写真を撮った時にハグをしながら彼女が言いました。

「Rin、いろいろありがとう」

「あなたに会えてよかった」

「またね。きっとまたどこかで会える。不可能なんてことないわ」

 

 

自信をつけた彼女は入学してきた頃とは別人のように笑っていました。

 

 

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