仕事でやりきれないことがあった。


フランスに移り住んでから、死に物狂いで、ただひたすら一生懸命に走り続けた日々。


今の仕事も大学院をこなしながら、同時進行でやってきた。


チームでアジア人1人。

年配の顧客に悔しい思いもした。

何か問題があれば、語学力が、、、日本人だから、、、変えられない事実で揚げ足とられる。


それでも負けずと、気にせずに、やってきた。


だから最初、Fixed term contract と言われた時は悔しくて、


1年半の頑張りが報われず、価値も見出されず、dismissed された気持ちになった。


あと一息と登って、頂上が見えると思った矢先、また見える山。


孤独だった。


同僚は、新人の私の話しは聞くものの、味方にはなってくれなかった。


それどころか問題児扱い。


ただ悲しかった。やっと見つけた居場所がまたなくなってしまった、、、。


ふと去年の10月、キツかった頃を思い出す。


学校に行き、英語の家庭教師をこなして、今度はオフィスに行って8時まで仕事して。。


無我夢中で、一生懸命に仕事をこなした自分を想うと


心の底から頑張ったね、一生懸命にやったね、


と褒めると同時に


絶対に報われる、という自信になり、そう自分自身にも告げられた。


誰も頑張りを認めてくれなかったけど


必死過ぎて鼻で笑われていたけど


私は全て糧になるし、近く報われる、もう何も怖くないと言える。


誰かに言って欲しかった言葉は


実は自分自身でいってあげるだけで


救われた。


自分への愛を30過ぎにして真の意味で初めて学んだ気がした。


自分の味方は自分。自分が丁寧に扱われたいのなら、自分自身を丁寧に、扱う事。


全て自分発なのだと。