数年前の映画になるけれど、最近映画に心打たれなくなった私が久々にいいなーと感じた映画。

 

イタリアのサンミナートに旅行した時を思い出す。トスカーナの田舎町の小さな教会に、地元民しかいないジェラート屋さん。小さな噴水。静かに時が流れていた。

 

Timothee Chalamet のカリスマ性というか、役者としての才能が感じられる映画。ヒースレジャー以来に好きになった俳優。

 

内容も軽ーいラブコメや、よくある終わりのわかるロミオジュリエットのような恋愛ものではなく、一人の少年の恋を繊細に描いている。

 

 

私はやはり、ヨーロッパを舞台にしたシンプルな映画が好き(これはハリウッド映画だけど)。フランス映画の37°2 le matinは今でも一番のお気に入り。

 

過剰なアクションや特殊効果、3Dがなくても、シンプルに映画として心を打たれる。

 

いつも小さな田舎町の雰囲気が好きなのは、自分が田舎出身だからだろうか。国が違ってもいつも少し懐かしい不思議な気持ちになる。