2014年10月15日(水)赤口

私が担当している講義にコンピュータ入門がある。この講義では、コンピュータの初歩的使い方を教えているのだが、意図的にその技術的な話の前に、情報リテラシー的な話をするようにしている。なぜなら、その情報リテラシー的なことを知らないために起こっているであろう事件が増えているのではないかと思うからです。こういう話をしていて思うのですが、最近はデジタルネイティブなどと言われ、情報機器の取り扱いは慣れているのですが、それにのめり込むあまり、自分以外の周りが見えなくなる危険性が高まることの意識が薄いような気がすることです

小さな画面だからと、なんとなく個室に閉じこもっているような感覚になるのかもしれませんが、その先には多くの人がいて、多くの人が見ていることを忘れているような気がするのです。そして、その多くの人は、自分とは違う人だという当たり前のことを忘れてしまっているような気がするのです。ので、本来ならそのことに気遣えば、そのことで起きるであろうトラブルの多くを防げるような気がするのです。

たとえば、大切な用事においては、ちょっとした電話連絡、もしくは、掲示板(アナログ的なものではなくても、専用のホームページ上でもいいとは思いますが。)での連絡等、様々な方法で回避できるような気がするのです。最近の世代は、その問題をクリアするために、LINEなどの既読機能を使っているようですが、既読確認の機能を使うことも一つの手だと思います。(既読スルーの問題もあるようですが、、、あしからず。)実は、このような問題は、デジタルネイティブに限らず、40代以上の方にも起きているようです。気付いてみたら、これほどまでにインターネットが普及しPCやスマホが普及したのも、ここ最近の話なんですよね。ので、このリテラシーが理解されていないことも多いようです。よく起こるトラブルは、なぜメールを見ない?とか、なぜ携帯に出ない?とか。それは、その先にいる人の立場や状況は、自分とは違うわけで、同じではない、という気遣いができないから起きることなのではないか?と思うのです。ここ最近、急に便利になってきているわけですが、そのために、人間の気遣いの形も変わってきているのかもしれません。さて、そんな気遣いができるものか、自らも気を付けないとなーと、自戒の念も込めて密かに思うのでした。。。