皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!

 

 

本日は肥満と腸内細菌の関係についてお話したいと思います。

肥満になると農薬や食品添加物、人工ホルモンなどの脂溶性毒素を蓄積しやすくなります。その結果、がんや心臓病など様々な現代病の発症リスクが高まる可能性がありますので、肥満の予防は現代病の予防に繋がるため重要です。

 

 

そして、その肥満の原因に腸内細菌が関係していることが分かっています。

 

 腸内細菌と肥満の関係

 

人の体には、細菌、真菌、原生動物微生物など、膨大な数の微生物が生きており、それらが集まって腸内細菌叢を構成しています。

 

腸内マイクロバイオームが肥満リスクを含む健康全体と本質的に関連しているという証拠が明らかになりつつあります。

肥満および肥満関連の代謝障害は、ヒトの腸内微生物叢の組成および機能の特定の変化によって特徴付けられます。ある研究では、胃腸微生物叢が食事からのエネルギー利用に影響を与える因子やまたエネルギー消費と貯蔵を調節する宿主遺伝子に影響を与える因子として影響を与える可能性があることが示されています。

 

 

つまり、腸内細菌は食べ物の消化に関わるだけではなく、消化した栄養素で作られたエネルギーをどれくらい使って、どれくらい保存するのか、という調整にも影響を与えるということです。

なので、ある腸内細菌がいるとエネルギー消費が高くなり肥満になりにくくなったり、その逆もパターンもあるということです。

 

 

さらに、腸内細菌のバランスは固定されておらず、いくつかの食事成分の影響を受ける可能性があります。この事実は、腸内細菌叢を操作することで減量を促進したり、肥満を予防したりできる可能性があるということになります。

 

 

 腸内細菌へのアプローチ

 

肥満の予防のために考えられる方法として考えられているのは、生きた細菌(プロバイオティクス)、オリゴ糖などの非消化性または限られた消化性食品成分(プレバイオティクス)、またはその両方(シンバイオティクス)があり、医学的にな方法も考えれば糞便移植もあります。

 

 

しかし、腸内細菌に対してアプローチするために必要なことは、まず検査をして腸がどんな状態になっているのか?それを確認してからアプローチすることが安全です。また、サプリメントなどを利用するにも、単一や少ない種類の腸内細菌しか入っていないものを使用するのでなく、何千、何億種類など多種多様な腸内細菌が入っているものを使うことがポイントです。

 

 

もし、少ない腸内細菌しか入っているものしか用意できない場合は1週間ごとにローテーションして使用するのも手です。

その際は少なくとも7種類ほど用意してください。

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!