皆さんおはようございます！
整体院「感喜」の金子です！
今回はブラッククミンについてお話したいと思います。
まずブラッククミンとは、地中海東部、アジア南西部、アフリカ北部を含む広い地域に自生するスパイスであり、薬草ニゲラ・サティバから得られます。これらの同じ地域では、ニゲラ サティバは、喘息、頭痛、気管支炎、無月経、アレルギー、感染症、高血圧などのさまざまな健康状態を緩和するために数千年前に遡る民間療法として使用されている長い歴史があります。
成分としては、黒い種子には、タンパク質が約 21%、炭水化物が 32%、脂質が 38% ～ 45% 含まれています。しかしニゲラ・サティバエッセンシャル オイルに含まれる生理活性植物化学物質の含有量は、栽培条件、原産の種子、抽出方法によって異なります。
ニゲラ・サティバ（ブラッククミン）の健康効果
ブラッククミンは、古代ギリシャ人、ローマ人、エジプト人にまで遡る伝統医学での長い使用の歴史があり、イスラム教の文献では強力な治癒力が与えられていることが記されいます。アラビア医学、ペルシャ医学、アーユルヴェーダ医学では、いくつか例を挙げると、胃腸障害や呼吸困難、頭痛、歯痛、腸内寄生虫の治療などのさまざまな病気の治療、月経時や産後の合併症の軽減などによく引用されています。
さまざまな病気の治療に使用されるブラックシードの投与量、形態、および適用経路は、中東、アフリカ、インドの伝統的な医療体系によって異なる可能性が高く、特定の疾患に特有の量も明確に表現されていないものもあります。たとえば、ブラック シード オイルに対する個人の耐性に応じて、糖尿病、高血中コレステロール、高血圧 (BP) を改善するために、1 日あたり小さじ 1 ～ 2 杯のオイルを摂取するとよいと言われています。
アーユルヴェーダでは、さまざまな一般的な薬用用途では、摂取前に種子を蜂蜜と混ぜたり、黒い種子をそのまま食べたりすることがよく求められます。歯痛を和らげるために種子を噛んだり、呼吸困難を軽減するために熱湯とブラックシードオイルを混ぜた蒸気を吸入したりすることもできます。局所適用の場合、さまざまな量のブラックシードオイルを単に患部に塗布するか、特定の時間組織にさらに集中的にマッサージすることができます。
アラビア医学、ペルシャ医学、アーユルヴェーダ医学では、ブラッククミンのような食材を治療のために使用しており、その効果を発揮しているのですね。
食品を使っているのでクスリと違い副作用の影響も少ないと考えらますし、実際に副作用として、吐き気、食欲不振、消化不良が軽度かつ一過性で起こることが確認されています。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました！
参考文献
・Dabeer S、Retter M、Rasool S、他。黒い種子 ( Nigella sativa ) の歴史と伝統的な使用法。著：カーンA、リーマンM、編。ブラックシード ( Nigella sativa )。オランダ、アムステルダム: エルゼビア; 2022:1–28。
・アクス M、オズカン G、キララン S、他。ナイジェラ サティバエッセンシャル オイルの組成と機能性。掲載：ラマダン M 編 ブラッククミン ( Nigella sativa ) の種子: 化学、技術、機能性、および応用。ニューヨーク州ニューヨーク州：スプリンガー。2021:409–419。
・モータシャミ A、エンテザリ MH。成人における血液パラメータおよび人体測定指数に対するナイジェラ・サティバの補給の影響：臨床試験に関する系統的レビュー。J Res Med Sci . 2016;21:3。土井：10.4103/1735-1995.175154。
・Sahebkar A、Beccuti G、Simental-Mendia LE、他。ヒトの血漿脂質濃度に対するナイジェラ・サティバ（黒い種子）の影響：ランダム化プラセボ対照試験の系統的レビューとメタ分析。薬理研究所 2016;106:37–50。
・ Daryabeygi-Khotbehsara R、Golzarand M、Ghaffari MP、Djafarian K.ニゲラ・サティバは2 型糖尿病におけるグルコース恒常性と血清脂質を改善します：体系的レビューとメタ分析。テル・メッドを補完します。2017;35:6–13。
・ アスカリ G、ロウハニ MH、ガーディ E、他。血糖コントロールに対するニゲラ・サティバ（黒い種子）補給の効果：臨床試験の体系的レビューとメタ分析。フィトザー研究所 2019;33:1341–1352。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました！