皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!

 

 

今回は精神疾患についてお話したいと思います。

現在はうつ病の原因はセロトニンが少なくなっているという”仮説”(セロトニン仮説)が支持されています。しかし、そのセロトニン仮説が本当なのかを調査した様々な研究をまとめた結果が出ています。

 

どんな結果だったのでしょうか?

 

 

 

血漿セロトニンと代謝産物の研究、遺伝的および遺伝子ストレス相互作用研究など、中程度または高い確実性の証拠を提供した研究分野はすべて、セロトニン活性のマーカーとうつ病との間に関連性を示さなかった。

 

 

 

セロトニン仮説に基づく膨大な研究努力が、うつ病の生化学的根拠の説得力のある証拠を生み出していないことを示唆しています。

 

 

 

うつ病のセロトニン理論が経験的に実証されていないことを認める時が来たことを示唆しています。

 

 

様々なうつ病とセロトニンの関係性を研究した文献をまとめて調査した結果以上のような結論に至っています。

これは、セロトニンの量や活性とうつ病の発症は関連性がないということです。つまり、うつ病のような精神疾患の方にSSRIなどの向精神薬を処方することに意味があるのか?疑問が出てきますね。

 

 

この事実は非常に重要なことであり、すべての精神疾患の方が知るべき真実です。

 

 

僕も精神疾患のクライアント様が凄い量のクスリを処方されているのを見てきましたが、その理由は向精神薬が精神疾患の改善に効果がなく、しかも、向精神薬は耐性ができるので効き目が悪くなり新しい向精神薬が増えていくのです。

 

 

向精神薬の作用は麻薬と同じです。だから、最初は効き目がありますが、徐々に効き目が悪くなります。

 

 

僕は精神疾患の方のクライアント様のカウンセリングもしていますが、症状が改善して日常生活が送れるまでになる方は、皆クスリをやめていますし、クスリをやめてから調子が良くなったという方もいます。

 

 

ただ、向精神薬を長期間使用している方は急にやめると離脱症状が出ますので断薬ができるお医者様に相談した方が安全です。

僕もクライアント様にはクスリに関することは栄養学的に関連する部分をお伝えするだけで、クスリをやめるかどうかは担当医と相談してもらっています。

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

参考文献

The serotoninn theory of depression:a systematic umbrella review of the evidence