皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!

 

 

今回は糖尿病についてお話したいと思います。

 

 

 糖尿病のリスクを高めるものとは?

結論から言いますと、糖尿病の発症リスクを高めるものとはコレステロールです。

Nutrition誌に掲載された論文によると食事性コレステロールは、2型糖尿病のリスクを高めることが分かっており、Metabolism, & Cardiovascular Diseasesに掲載されたものでも同様の結果が出ています。

 

卵や赤身肉などの食品からコレステロールを多く摂取している人はコレステロールの摂取量が最も少ない人よりも糖尿病の発症リスクが高くなった。
 

具体的にはコレステロールの摂取量が少ない人よりも 1日コレステロールが100mg増えるごとに、糖尿病のリスクは5%増加した。糖尿病の予防には、コレステロールの唯一の供給源である動物性食品を避けることが最も効果的と考えられています。

 

 

しかし、ここで注意していただきたいのは、現代の動物性食品には飼育環境に問題があり、その飼育は狭いゲージに身動きも取れないような状態にあるケースもあり、この場合は運動もできないのですぐに病気になってしまいます。ですので、その対策としてワクチンや抗生物質を投与されていたりします

 

 

またコスト削減のために餌は遺伝子組み換え作物を使用したり、成長を早めるために成長ホルモンを投与されていたります。

その結果、そんな飼育をされた肉や脂質にはたくさんの化学物質が含まれていおり、この化学物質が糖尿病のリスクになることがゼリガーの研究で分かっています

 

 

また、アイヌの人たちは寒い地域に住んでいたので農作物を栽培するには向かない環境だったのでアザラシなど動物性食品を摂取していましたが、糖尿病の方はほぼいません。

 

 

つまり、歴史的にみても動物性食品の問題で糖尿病が起こっているのではなく、現代は化学物質で糖尿病が起こっている可能性があるということを注意する必要があります。

 

 

僕は個人的に、このような論文は問題のすり替えをして食品産業界の問題をそらしているのかなと感じてしまうところはあります。しかし事実、体質的に動物性食品が合わない人もいると思います。

 

 

これはたんぱく質を代謝する経路の酵素遺伝子に問題があれば動物性食品の摂取は控えた方がよいかもしれませんし、もともと、リジン不耐症の方もいます。

 

 

ですので、様々な視点を持って情報を考察していく必要があるのが現代の難しい所でもあります。

このような情報過多の現代で情報をどのように解釈していくのか、それが健康に過ごすために必要になってきます。

 

僕のブログがその手助けになれば幸いだと、いつも思っています。

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!