皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!

 

 

僕の患者さんであったり、別の先生の患者さんだったりから

夜寝れないとういお話を聞きます。

 

 

夜寝ることができまないと脳の細胞のスペースが

広がらないため、脳に溜まっているごみが捨てられません。

 

 

特にアミロイドβというたんぱく質は脳に蓄積すると

認知症の原因になると言われております。

 

 

そのほかにも睡眠時間が短い人は脳卒中になるリスクが

高いことも分かっていますので健康的な毎日を送るためにも

規則正しい睡眠は重要です。

 

 

ですので今回は睡眠に関するお話をしていきたいと思います!

今回のブログが寝れない方の悩みの解決になれば幸いです照れ

 

 

 

 睡眠に重要な栄養素

 

まず睡眠に関わる栄養素で重要なのがこれです下矢印

 

    

・メラトニン

・BH4

皆さんも効いたことがある栄養素があるとは思いますが、

各栄養素の簡単な説明をしたいと思います。

 

 

メラトニン

メラトニンはセロトニンから作られるもので最初の

深い入眠を促すホルモンです。

 

 

つまり、寝つきの良さに関わってくるのがこの

メラトニンというホルモンになります!

 

 

そんなメラトニンですがセロトニンから作られるのはお話

しましたが、ではそのセロトニンはどうやって作られのか?

 

 

まずは下の図を見てください。

色々と複雑なことが書いてありますがこの図の伝えたいことは、

炎症や感染があるとセロトニンが作られなくなり、

その結果、メラトニンも作られなくなりますよ!

さらにこの状態でビタミンB6を摂取すると余計寝れなくなるということです!

 

 

さらにトリプトファンから5-HTPに代謝されるときに

BH4(テトラハイドロビオプテリン)

という栄養素が必要になります!

 

 

 

BH4がないとセロトニンは作られません

結構この事実を知らずにセロトニンのもとはトリプトファンだからと

言って大量のタンパク質を摂取するためにプロテインを飲ませる

カウンセラーがいるのですがそれは逆効果になることが多いです。

 

 

それはなぜか?

 

 

 BH4とタンパク質の関係

 

BH4の役割はセロトニンの合成に関わるだけではなく、

アンモニアの解毒も関わっています。

 

 

このアンモニアは大量のタンパク質を摂取すると身体で作られてしまいます。

 

タンパク質をプロテインのように大量に摂取してしまうと、

CBSと呼ばれる酵素が活性化してしまい、グルタチオンの合成を

低下させて、アンモニアをたくさん作るようになってしまいます。

 

 

そしてアンモニアは脳に悪影響を与えるためBH4は優先的に解毒します。

つまり、セロトニンを作るには過剰にタンパク質を摂取するのではなく、

BH4をいかに減らさないか、作れるようにするかが重要になります!

 

 

 

 

 BH4を増やす方法

 

BH4は肝臓の中に多くあります。つまり肝臓のケアをすることで

BH4の産生を増やすことができるようになります!

 

 

そのためには肝臓に負担をかけないために食品添加物農薬がかかった野菜

などは摂取しない、高たんぱく食はしないことが必要になります。

 

 

またアルミニウムはBH4の働きを阻害しますのでアルミニウムが

含まれている添加物などを摂取しない。

 

 

例えば、膨張剤やベーキングパウダー、着色料(食品全般)、色止め剤(漬物類)、

形状安定剤(魚介類)、品質安定剤(野菜類の煮物)などがあります。

 

 

以上のようなものを避けてBH4の枯渇を防ぎます。

そして以下のサプリメントはBH4の産生を促してくれる

もで1つの選択肢として考えてもよいかもしれません。

 

 

 

 

 

 メラトニンと朝日

 

メラトニンは栄養学的な方法をしなくても分泌させることができます。

その方法は、

 

 

朝日、時に朝焼けのようなオレンジの日を浴びると

16~17時間後に脳から分泌されることが分かっています!

 

 

つまり、眠いけど頑張って早起きしてくださいということになって

しまうのですが、、、

 

 

しかし、人の身体にはサーカディアンリズムという体内時計があります。

この体内時計が狂っていればどんなに栄養学的なサポートをしても

夜寝れることは難しくなってしまいます。

 

 

その狂った体内時計を戻してくれるのが朝日なんですよね。

でも朝焼け色の朝日を見るとなんか心が落ち着くというか、

自然の力、神秘を感じてしまうのは僕だけでしょうか?

 

 

そう言った自然を感じることも現代ではなんとなく

必要なんじゃないのかなと思います。

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!