皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!


本日は花粉症の栄養療法についてお伝えいたします!


栄養学的な原因

栄養学的な原因で挙げられるのが乳製品の摂取です。乳製品はアレルギーの発症または悪化の一因となる可能性があります。また、アレルギー性鼻炎の子供はビタミンD欠乏症である可能性が高いことも分かっています。

 
ある研究では母乳育児の期間を長くし、アレルギーの可能性のある食品を早期に食べさせないことでアレルギーになりにくくなることが示唆されています。


 イタリアの研究では、母親は、乳児に母乳を与え、生後1年間は一般的にアレルギーのある食品(全乳、卵、魚、ナッツ、ココア)を導入しないようにアドバイスされます。
また母親自身も乳製品を制限し、自分の食事で卵を避けるように求められました。
これらの介入により、アレルギー性鼻炎を含むアレルギー症状が大幅に軽減されることが分かっています。


別の研究では飽和脂肪とコレステロールの摂取量が少なく、オメガ3脂肪酸の摂取量が多い子供は鼻炎を発症するリスクが低いことが示唆されています。


子供によるバターの消費と青年による消費は、アレルギー性鼻炎の頻度の増加と関連していることも分かっており飽和脂肪酸の摂取量の増加は花粉症などのアレルギー性鼻炎の発症を高めてしまうことが分かります。


対照的に、セレンを含む複数のビタミンとミネラルと組み合わせたオメガ-3脂肪酸サプリメントの使用は、子供の副鼻腔症状と急性副鼻腔炎を減少させることが示されています!


慢性副鼻腔炎の小児では、ビタミンCとEの血中濃度が対照群よりも低いことも示唆されており、柑橘類またはキウイフルーツの摂取は、子供の鼻炎の頻度の低下と関係があることが分かっています!


4,554 人の韓国の学齢期の子供を対象とした研究では、ビタミン C の摂取がアレルギー性鼻炎の症状の軽減と関連していることが分かりました。
この理由として、ビタミン C の抗酸化能力は、スーパーオキシドアニオンという超酸化物質(炎症の原因)の分泌を抑制する可能性があると考えられています。


ビタミン E には、好中球の移動の抑制や免疫グロブリン E (IgE) 産生の阻害など、鼻炎の症状を改善する免疫学的効果がありますので食品からのビタミン E 摂取は、成人の花粉症を予防できます!
またビタミンEサプリメントを摂取している花粉症患者は、サプリメントを使っていない人よりも症状が軽度であることも分かっています。


研究によると、アレルギー性鼻炎患者では、食事中の脂肪酸と抗酸化物質がアレルギー性鼻炎と副鼻腔炎の治療および予防に役割を果たす可能性があることが示唆されています!!


またフキ(ペタサイト ハイブリダス)と呼ばれる植物は、アレルギー性鼻炎患者のヒスタミンとロイコトリエンの両方の産生を大幅に減少させ、抗ヒスタミン薬 (セチリジン) と同様の利点があることが示されています。


その他の原因

まず花粉症などのアレルギー性鼻炎の原因は本人や家族にアトピーの方がいたり、乳児用調製粉乳と食品を早くに使っていたり、幼少期の受動喫煙や妊娠中の母親の喫煙が発症リスクになることがあります。


また幼少期に定期的に家で猫や犬に触れることで、思春期にアレルギー性鼻炎を発症するリスクが低下する可能性があります。
「衛生仮説」は、早期に繰り返し抗原にさらされて「脱感作」されると、数年後に同じアレルゲンにさらされたときにアレルギー反応が高まるのを防ぐのに役立つと仮定しています、 つまり、清潔にしすぎるとアレルギーが起こりやすくなるということです。


また大気汚染も原因考えられています。


出産前にするべきこと

子供を産む予定の女性は、子供のアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のリスクを減らすために、母乳で育て、少なくとも生後 6 か月間は乳製品を控えることと禁煙をしてください。


また家の徹底したほこりの除去、ラグ/カーペットのクリーニング、空気清浄機、および環境汚染への暴露を減らすために都市から田舎への引っ越しなども考慮する必要があります。


まとめ

花粉症などのアレルギー性鼻炎を防ぐためには幼児はできる限り母乳で育てて、アレルギーの原因になるような乳製品や卵、魚などは生後1年以上経ってから食べさせるようにすることが必要なのが分かります!


さらに子どもの時期では動物性食品に含まれる飽和脂肪酸の摂取を控えて、野菜や果物からビタミンCやビタミンE、オメガ3系の脂肪酸を摂取していくことが花粉症などのアレルギー性鼻炎の予防に繋がります!


しかし、野菜や果物はF1の種や農薬、化学肥料を使用していないものを選ぶことが肝心です!
でないと折角野菜や果物を摂取しても十分にビタミンを補給できず、かつ身体に有害な化学物質を取り込んでしまし、別の病気を発症させてしまう可能性もありますので注意してください!


本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!