皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!

 

 

今回はアトピー性皮膚炎への栄養療法についてお話したいと思います。

 

 

 アトピー性皮膚炎の原因

 

東洋医学では皮膚は肺や大腸など排泄器官と関連があります。つまり、アトピー性皮膚炎の症状は肺や大腸から毒素(物資的、感情的)の排泄がうまくできず、なんとかして皮膚から出そうとしている反応と考えられます。なので、免疫調整やデトックスをする栄養素を摂取したり、アレルゲンの排除をすると症状が治まります。

 

 

でも現代医学ではその毒素の排泄行為をクスリで邪魔しているので症状は治まりますが、毒素は体内に残っているのでいつか別の病気になるリスクが高まってしまいます。また、ステロイドを止めると症状が悪化するのは毒素を出そうとする反応を止めているので、身体はもっと頑張って毒素を出そうという反応を強めます。そして、毒素の排泄を邪魔しているクスリの作用がなくなれば、排泄力が強まっているので毒素を猛烈に出そうとするので症状が強く出てしまいます。

 

 

しかし、アトピー性皮膚炎を改善するには最終的にはステロイドを止める必要があります。長年ステロイドを使い続けている方が止めるとリバウンドをが起こるので一時的に症状が悪化しますが、これは先程もお話したように身体の中に溜まっている毒素を猛烈に排泄しようとしている反応なので仕方ないのです。

 

 

このリバウンドはつらいですが、これを乗り切れるかどうかがアトピー性皮膚炎が改善するかどうかの分かれ目になります。

 

 

 

皮膚は肺や大腸との関係があります。そして肺や大腸は悲しみや罪悪感、金属の性質を持つので硬いや冷たい、仮面を被り本当の自分を出せない、うそをついているなどの感情と関連しており、このような感情が溜まってしまうと皮膚から出てしまいアトピー性皮膚炎になってしまいます。

 

 

また湿疹やかゆみができる場所にも意味があり、肘の内側にできていれば人とのスキンシップを求めていたり、肘の外側にできていれば誰かと離れたがっていたり、と様々な捉え方をすることができます。この辺りの考え方は量子力学的な考え方で、この考え方はあらゆる病気の改善に必要になりますので重要です。

 

 

つまり、アトピー性皮膚炎の原因は毒素の蓄積や感情の問題があります。

なので対策にとしては日常生活に取り込んでいる化学物質のような毒素を排除して、自分自身の中の感情の問題に向き合い解決することが必要になります。

 

 

 

 栄養学的な対策

 

 

 

健康的な体重の維持

過体重または肥満の子供は、正常体重の子供と比較して、アトピー性湿疹のリスクがそれぞれ 24 ~ 44% 高いことがわかりました。成人では、太りすぎまたは肥満の人は、正常体重の成人と比較して、この疾患のリスクがそれぞれ 29 ~ 56% 高くなりました。

 

 

西洋の食事をやめる

17,000人以上を対象とした韓国の国民健康・栄養調査では、肉や加工食品を最も多く含む食事の人は、最も少ない食事の人に比べてアトピー性皮膚炎のリスクが57%高かったことが分かっています。

 

 

逆に、コロンビアの子供を対象とした国際喘息およびアレルギー研究 (ISAAC) の研究では新鮮な果物や豆類などを豊富に含む食事を摂取する子供は、そうでないと人と比較して喘息のリスクがほぼ 40% 低いことがわかりました。

 

 

 

アレルギーの原因となる食品を排除する

アトピー性皮膚炎は食物アレルギーと関連していることが多いと報告されています。食物アレルギーは、一般の小児集団の 4 ~ 10% と比較して、アトピー性皮膚炎の小児の約 30% に発生します。この状態の子供のほぼ 80% は食物または花粉特異的 IgE レベルが上昇しており、乳児の 40 ~ 90% はさまざまな食物の皮膚プリック テストで陽性ですが、患者の 35 ~ 40% だけが食物の臨床徴候と症状を示しています。これらの小児では、牛乳、卵、ピーナッツ、小麦、大豆、ナッツ、魚が食物アレルギーの 90% 以上の原因となっています。

アレルゲン除外食は、IgE を介したアレルギー反応の病歴のある患者や、重篤な疾患を患う若い患者に有効である可能性が高いことがわかりました。

 

 

 

ベジタリアン ダイエット

菜食の食事は好酸球と好中球の循環血中レベルの低下と、IgE および T ヘルパー 2 (Th2) 細胞産生のインデューサーである PGE2 の単球産生の減少させることでアトピー性湿疹の症状の有意な改善をもたらすことを示すことが分かっています。つまり、炎症を抑制するので症状の改善がされるということです。

 

 

 

プレバイオティクスとプロバイオティクス

プロバイオティクス (主にLactobacillus rhamnosus ) はアトピー性疾患に使用されてきた経口投与微生物であり、Th1 サイトカインを刺激し、抗炎症作用を発揮して症状の改善が期待できます。ある研究では、少なくとも 8 週間、混合菌株の細菌種を使用したシンバイオティクス (プレバイオティクスとプロバイオティクスの組み合わせ) を使用すると、子供の症状の改善に有意な効果があることが分かっています。

 

 

 

 

 

飽和脂肪酸とトランス脂肪酸の摂取をやめる

 

西洋の食事に含まれる飽和脂肪酸とトランス脂肪酸を摂取すると症状を悪化させる可能性があることが示唆されています。

 月見草、クロフサスグリの種子、またはルリジサ油からのガンマリノレン酸 (GLA) はステロイド使用量を減らすことが示唆されています。生後 2 年目までの子どもへの継続した母体の GLA 補充の研究では、乳児の生後 1 年目にアトピー性湿疹の有病率が有意に低いことがわかりました。

 

 

 

ビタミンDの摂取

ビタミンDレベルが低い人や皮膚感染症が頻繁にある人では、ビタミンDの摂取は有効な手段となります。

ビタミンDは免疫調整作用がありますので、ビタミンDの不足は症状の悪化に繋がります。

 

 

 

 まとめ

アトピー性皮膚炎は毒素の蓄積や炎症のコントロールができないために症状が起こってしまいます。

また感情の問題の解消が必要なケースがあります。ですのでアトピー性皮膚炎には毒素の排除や炎症を防ぐ対策をするとよいですので是非参考にしていただけたらと思います。

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!