大分県国東市で布団屋を営んでる大学の後輩の実家にいくと、嫁いで近くに住んでる後輩の酒豪の姉ちゃんが必ず駆けつけてくれて、お袋さんの手料理で皆で飲んで食べて、さらに近くのいかにも田舎のスナックに繰り出して、飲んで歌ってた。合宿の帰り、親父さんの葬式、取材の帰り、後輩の結婚式と国東にいくたび、きっぷのいい姉御肌の姉ちゃんと飲むのが楽しみだったけど、年末に突然届いた訃報。
酔って自宅の風呂で亡くなったとのこと。嫁ぎ先で美容院をやりながら実家の商売も手伝い、大酒も飲むけど、後輩には頼りになる姉で、お袋さんにとっても心強い存在だった姉ちゃん。皆に慕われてた姉ちゃんらしく、葬儀にはびっくりするほど大勢が駆けつけたらしい。
線香あげたくて、お袋さんと話ししたくて、久しぶりの国東。
姉ちゃんはもういないけど、国東の町は時間が止まってるよう。
城下ガレイやフグ、関サバ、関アジ…
旨い魚もたっぷり。酔うほどに、姉ちゃんが「ようきたね~」ってドタドタとドアを開けそうな、開けてほしいような、国東の夜でした。享年59歳、若すぎ‼