6日は、後かたづけ中のKAYOKOさんのお店に、
お土産(当然、お酒ですが)を届けに寄ったら、
すでに真っ暗。
店内には片づけ途中の荷物が置き去り。
早めに切り上げて飲みに出かけたのが、手に取るように分かる形跡だし~
仕方ないので、中目黒で一杯やってこ~
先日寄った「鰓呼吸」は明る過ぎるしな~
線路沿いの飲屋街にあった炉端焼き「ごっつぁん」。
つまみ350円均一、の看板が目に入ったけど、
はやりの均一チェーン店とは異なる落ち着いた居酒屋風の店なので、
まあまあいいんじゃない、と踏んで中に。
カウンターの前には、こじんまりながら、魚介類や野菜が並び、
ホントに炉端焼きの風景。
火だねは木炭ではないけど、ガスで熱した半円状のセラミックが遠赤外線を出す、あれ。
生ビールは大・中・小とサイズがそろった正統派。
泡も、最近はやりの、きめ細かく見えるけどベチャっと水っぽい「勘違い泡」ではなく、
下から湧き上がった正統派の泡。
お品書きも黒板に手書きの正統派(珍しくないし!)。
頼んだのは、締め鯖と初鰹。
350円だし、たいした期待はしてなかったけど、
鯖は締めすぎずいい鯖を使っているのが分かるきれいな模様と切り口、
カツオは分厚く臭みもなくもちもち、質量ともに満足。
目の前のカゴにでかいホタテが1枚あったので、最後の1枚と思って焼いてもらったら、
殻のわりに身は小振りだったけど、
醤油の香りのいい貝柱を食べやすく横半分に切って出してくれました。
旨くて汁まで飲んでしまった。
でも、
焼き方のおにいさんが、冷蔵庫からもう1枚ホタテを出してカゴに置きました。
最後の1枚でなかったのね。
ま、見た目より、鮮度優先の姿勢がいいよ~ん。
玉の光純米吟醸の300ml瓶を頼んで、
ついでに頼んだスタミナ串焼き(豚)は2本でボリュームあり。
私の歯には少し硬かったけどね。
付き出しに出たのはメカブの醤油漬け。
計算すると、今時珍しく、付き出しは無料。
最初はガラガラだった店内は、
地元の常連風や若いカップル、仕事仲間風がほどよく混じり合ってほぼ満席。
客層に偏りがないのはいいですな。
焼き方のおにいさんが、注文を忘れて、
店内を仕切っている女将さんに軽く叱られてたのも愛嬌。
なんか、普通のいい店めっけ、の感じ。
古典過ぎない、今過ぎない、ちょうどいい正統派(しつこい!)居酒屋でした。
で、時間も早いので、もう一軒行こうかな、
がまんして帰ろうかな、
判断できずに、中目黒界隈をうろちょろして、
最近、よくあるつけ麺屋。
さっきは通り過ぎたけど、また出合った(自分で同じ道を歩いてたんですが)ので、
入っちゃいました。
昔、ここで濃厚チーズつけ麺を食べたことがありましたが、
それは体重的(?)にまずいと思い(もう、遅いけど)、
辛みつけ麺、375g。
汁をさらに辛くアレンジした後なので、はしからず。
結構、あっさり、完食。500gでもいけたかも(体重的にまずいけど)、
麺が太いと、375gあっても、本数は少ないから、
あまり食べ応えがないのでは???
だって、ツルツルってやる回数は普通の麺と変わらないよね、きっと。
あ~今夜も食べてしまった。
悲しみと幸せと後悔の入り交じった中目黒の夜、でした。
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