半年くらい前に書いたメモを書いたまま放置してたのでこっちに投稿する。

自分用のメモなので箇条書きに近くて読みづらいかも。

 

簡単な説明をするとmutekはメディア色の強いテクノのフェスで、エレクトロニカ的な音楽とかを視覚芸術(映像に限らず舞台とかデバイスとかもよく使われる)を使って展開する。日本でやるのは五年目くらいで根付きつつある。めっちゃ良いフェス。

 

 

avision2

(視覚芸術を伴うライヴ。)

 

hara marihiko

アンビエント系の生演奏に森林のvj。

vjではモノクロから徐々に色がついてくる仕様だったがポイントクラウドで描かれていて段差を作りながらモーフィングしていった。

森林部分では横にノイズ的な動きが加えられたがこれによって気が風でなびいているような効果が出ていた。

 

nocturne1

(主にテクノ。映像はあったりなかったり。)

 

lemna & kaori yasunaga

 

低音系のアンビエントからゴリゴリのビートを徐々に刻んでいくスタイルで常に黒い音が場を支配していた。

「理解してくれなくてもいいしできないなら聴かなくてもいい。だけど理解できて楽しめるなら一緒に踊ろう!」みたいなメッセージを感じたがこれは多分妄想だと思う。

女性二人のユニットで音担当の方の人が黒髪ロングで袖の長いシャツにロングスカートの美女がノリノリで没我的に演奏していたのがかなり良かった。

音はまず低音のドローンから始まりアタックの弱いリズムはありそうだが控えめのLFOとして聞こえた。

そのなかに水の音をパーカッション的に鳴らしていたり、アタックの弱い高音を加えていたりしていたがそれらは低音のために存在していた。

中盤まではそんな感じで後半でリズムが徐々に浮き彫りにされていき、それに呼応するように金物系パーカッションが盛り上げていった。

映像もアンビエント系。

まず解像度低めの蝋燭の映像から始まり森林みたいな様子が歪みながら横に流れていき徐々に崩れいった。

その森林の映像が徐々に崩れ原型がわからない感じのアブストラクトなものになっていき、色だけが森林ぽさをとどめていた。

ラストは徐々に最初の蝋燭の映像に戻ったが、その移り変わり方がディープラーニング系(コンポジットした映像ではなくAIで処理した感じ)だった。

 

wata igarashi

 

24台のスピーカーを壁沿いに囲むように配置してのアンビエント。

基本的にドローン系の音が反時計回りにぐるぐる回るだけだが中盤あたりでは向かい合わせのスピーカーから波のようなノイズ的な音が交互に出たりする部分があってそこが面白かった。

向かい合わせといっても1組のスピーカーでそうなっているのではなく複数のスピーカーでなっているので左右から聴こえることも前後で聴こえることも斜めから聴こえることもある。

左右でパンニングみたいなのは割と普通だが前後はそんなに聞けることがないので新鮮だった。

そのせいなのかもしれないが左右のパンより前後のパンの方が効いてて面白かった。

音の出方は基本的にサイン波のLFOを使った感じで細かめのサインはと大きめのサイン波を併用した感じのゆるいトレモロで発音されていた。

演奏の最初は中音域を中心に、徐々に高音まで広がっていった。その広がっていく感じで盛り上がっていくのが良かった。低音もあったがこれも他の音と同じように音の発生位置が回っていた。

音は回っていくものだけではなく定点的に鳴る音もあり、低音の長めの音が少数のスピーカーから出てることもありはっきりとどのスピーカーから出てるのがわかった。高音の細か目の音が定点的に出てる箇所は後半であったがこれはいくつものスピーカーから出てて焦点は結構ぼやかされてた。

ただ疑問なのが演者の位置。ステージ前方の端の方で機材をリアルタイムに調整している感じだったのだがそこで調整している以上そこがホットスポットで、さらに演者と聴衆は向かい合わせにいるのが一般的だと思うがこのライヴの場合は演者と同じ聴き方でいるのがもっとも意図通りの音が聴けると思う。が聴衆は逆向きなので意図とはずれて聞こえていたのだと思う。そのせいだと思うが音像は焦点がぼやけたアンビエントになっていて360度の配置はあまり活きてなかった感じはある。試しにステージの後ろを向いて聴いてみるとよりいい感じだったのでステージ中央近くにいたのでもうちょっとステージ前方にいた方が良かったのだと思う。

 

noctune2

(上と同じ趣旨。主にテクノのライヴ。映像はあったりなかったり)

 

phew

基本的に轟音系ドローン。

低音ゴリゴリで時々シャウト。

ブーミングでリズムを刻んでいく様子からリズムが入ってくるが高音でバスドラを存在させてる感じ。

低音は常にリズムを刻んでいたと思うが低音だけだとドローンに印象が近い。

そこにバスドラの高音成分が入ってくることでバスドラ感が出てきて、それと同じくらいのタイミングで金物がザクザク入ってきて酩酊的であり蠱惑的な音像を形成する。

半年前に聞いたのでよくおぼえていないが確か当方的にベストアクト。

 

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