1ヶ月位前から、体のだるさがなかなか治まりません。
特に下半身や膝など力が入りません。
少し動くと疲れるのです。

私は、2年前の9月14日心拍数が200を超えて体が痙攣を起こし救急搬送されました。
その頃、卵巣癌再発で抗がん剤TC療法の3クール目の前々日でした。
心臓の診断は、発作が起こった時の心電図がないと、
治まってからでは診断が出来ないと言われていたので、
救急車の中で直ぐに心電図を取ってもらいました。
その心電図のお蔭で、直ぐにアデホス5mgの急速静注で治まりました。
病名は、発作性上室性頻拍でした。

もともと遺伝的に心臓に疾患があったようです。
心臓に疾患があっても何の発作も起こらない人も多いそうです。
私は、抗がん剤がきっかけで発作が起こった可能性があるとのことでした。
でも、あんなに嫌がっていた抗がん剤ですが、私にはとても効果がありました。
抗がん剤が効いて、緩和ケアチームから離れることが出来たのです。
その後、抗がん剤の量を減らして治療をしました。
肝臓転移や、胸水や、腹膜播種が消えました。

でも、心臓の発作は、その後も頻発しました。
急に発作が起こるので外出が怖くなりました。

昨年12月、卵巣癌が再再発をした時、癌の激痛も辛いのですが、心臓の発作は本当に苦しいのです。
抗がん剤治療中に心臓発作のダブルパンチは、もう耐えられない。
意を決して、心臓のカテーテルアブレーション手術をしました。
手術は、部分麻酔で意識があります。
心臓の血管に照射する時、体中が熱くなって息苦しくなります。
必ず良くなると念じて、祈って、じっと我慢、ひたすら我慢で耐え抜きました。
手術は成功しました。
その4日後から抗がん剤治療が始まりました。

が、2週間後の今年の元旦に心臓発作が再発してしまい、またまた救急搬送されてしました。
M病院の循環器科は優秀で、めったに再発はしないそうです。
私は、数少ない再発で、大当たりになってしまいました。
それだけ、私の心臓の血管は複雑だったのだと思います。
もう一回やるしかない。
再手術しかありません。

1回目の手術から4週間後、抗がん剤2クール目の4日前に、2度目の手術をしました。
2回目は、以前のデータがあるので早く終わる予定でした。
が、やはり私の心臓は並ではなく手強かったのです。
時間は以前の2倍掛かり、心臓照射の時間があまりに長くてパニックになってしまいました。
やっと終了した時は、放心状態でした。
手術は、成功しました。

その後2ヶ月は、抗がん剤の副作用と手術の作用で、心臓の鼓動が大きく聞こえ、寝ても覚めても体がゆれてだるいのです。
心臓検査では鼓動の大きさは分からないそうで、またまた耐える日々が続きました。
が、それも落ち着いていきました。
発作は、全く起こっていません。

でも、最近のだるさは、なんだろう?
M病院まで行く気力が無く、近くの循環器専門のクリニックに一昨日行ってきました。
ドクターが、「エコーでは、心臓に大きな病気は認められないですね。
でも、心電図は、正常ではありませんねぇ。
ちょっとだけ異常ですが、経過観察にしましょう。」

あ~、心臓ひとまず良かったぁ。


ウッフッフッフ (笑ってます。)


気のせいが飛んでいたのでしょうか~