SLD Entertainment. Inc 高橋マシです。
黙祷。14:46。
あの3月11日から6年。
たくさんの尊い命を奪い去り、日本中が涙した
あの「東日本大震災」から、
6年が経ちます。
色々な感情を持つ人がいると思います。
今もなおボランティアや、東北のために、
と活動している人もいます。
そして「もう振り返りたくない。」
「考えたくない。」
「辛い現実は見たくない。」
そういう方もいると思います。
僕はあの日生き延びる事ができたので、
あの時どんな感情だったか、
あの時どんな事が起きていたのか、
遠く離れた東京では、
あの時どういう状況になったのか、
父として、1人の男として、
東京という街で働くビジネスマンとして、
伝えていくべきだと考えてます。
この先だってまだ何が起こるかわかりません。
震災に限らず、緊急事態が起きた時に
どう行動するべきか、人に対してどうあるべきか、
常に考えて、経験したからこそ
伝えられる事も多いのではと考えてるんです。
僕は過去は振り返るよりは、
未来を想像する方が好きなんですけど、
今日は特別だと思ってます。
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あの震災直後、直接の大きな被害を受けなかった
僕たちも、大混乱の中におりました。
まだ産まれてまもない僕の息子コタロウ(当時0歳)も、
不安とストレスで、体中に湿疹が出て食欲も無い日もありました。
代官山LOOPで予定していたイベントは続々中止になり、
SLD CRUISEの船上パーティー予約も全てキャンセル。
前に進もうと思っても、『自粛』『不謹慎』という言葉が飛び交い
一歩も進む事ができず、佇む日々でした。
そんな中「椎名純平」さんの言葉にパワーを貰い動き出し、
「origami PRODUCTIONS対馬」さんと共に行動し、
「COMA-CHI」、「モカキリ」メンバーともに福島県南相馬市に行き、
「夏びらきFES」後もスタッフ達と共に、南相馬市の幼稚園に行った。
そんな僕らの事を色々と言う人達もいた。
でもとにかく一人の人間としてやれる事を
やりたかった。
「パッション」で行動した。
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先日3/3代官山LOOPの楽屋で、
kan sanoくんのワンマンの際に
origami PRODUCTIONS対馬さんともあの日を
振り返ってお話ししました。
『僕にとって一生忘れられない
音楽人として最も心が震えたのは、
あの日のイベント「O2」です。』
あの日のエネルギーは、本当に凄かった。
「音楽」が人々の心を救う事ができるんだ、
と信じる事ができた1日でした。
「音楽の持つ無限の力」を信じて
これからも「パッション」で行動して
いきたいと思います。
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(詳しくはこちらを見ていただければ
僕らのアクションの詳細が履歴として残ってます。
4年間のブログ記事です。見ていただいて何かを感じてくれれば幸いです。)
http://ameblo.jp/liveloop/entry-11487335312.html
上のプロフィールリンクから飛べます。
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最後に。
あらためて震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された沢山の方々にお見舞いを申し上げますとともに、
今なお不安な生活を余儀なくされている方々が
一日も早く安心できる暮らしに戻れるよう、
心よりお祈り申し上げます。