代官山/渋谷LOOP シオタです。
題名の台詞は
『かまわないではないか』
っていう意味です。
最近知ったのですが、The Smithの曲名らしいですね。
それがどうしたという感じですが、
先日、Red Bull Music Academyが制作した
同名のドキュメンタリーを映画館で見てきました。

-Red Bull Music Academy-
(http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/about-the-academy/)
レッドブル・ミュージック・アカデミー(以下 RBMA)は若く才能溢れるアーティストたちを支援する世界的な音楽学校です。1998年のスタート以来、ベルリン、ロンドン、メルボルン、マドリッド、ニューヨークなど世界各地でフェスティバル、ワークショップ、レクチャー等を開催。前衛的かつ創造意欲に溢れるクリエイターたちのプラットフォームとなる機関・団体として、世界中にネットワークを広げ、その存在を築いてきました。
世界中の数千を超える応募者から選ばれた参加者たちと、講師として招かれる著名なプロデューサーやミュージシャン(マスターズ・アット・ワーク、Qティップ、リー・ペリー、エイドリアン・シャーウッド、スライ&ロビー、ジョルジオ・モロダーなど)が、アカデミーのためだけに用意された建物内でレクチャー、ワークショップ、スタジオセッションなどを一緒に行います。またRBMA期間中は街のあらゆる場所でクラブイベントやライブが繰り広げられます。日々のクリエイティブなセッションから創り出された参加者たちの音楽はコンピレーション・アルバムに収められ、RBMA Radioから世界へ配信される機会も与えられるのです。
つまり、年1回世界中から若手のアーティストを募集して、
1つの都市に集めて、著名なプロデューサーやミュージシャンから特別な
レクチャーが受けられるという学校なのです。
そしてこのRed Bull Music Academyの15周年を記念して制作されたのが、
『What Difference Does It Make? A Film About Making Music』なのです。
当日はナビゲーターとして【Inter FM】のJoe Yokomizoさんが司会をされていて、
ゲストにはPeter Barakanさんもいらしてました。

肝心の内容はというと、、、
去年のNYで行われたRed Bull Music Academyでのインタビューをまとめたものとなっていて、
Brian Eno(ブライアン・イーノ)、Giorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)、Erykah Badu (エリカ・バデュー)、Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)、Richie Hawtin(リッチー・ホゥティン)、James Murphy(ジェームス・マーフィー)などの著名なアーティストから生徒として参加した若手のアーティストまで70名のインタビューが収められています。
Ralf Schmerbergという監督が撮っているのですが、
映像がとてもキレイで、挿入されてくる映像も飽きが来ない流れになっていました。
著名なアーティストから生徒として来ている若手のアーティストまで音楽に対する愛や苦悩など、
様々な視点で表現されていて、音楽に対するアーティストの姿が赤裸々に見る事が出来ます。
特にGiorgio Moroderのインタビューの部分は面白かったです。
また、若手のミュージシャンの成功に対する考え方であったり、
上手くいかない時の苦悩であったりも、考えさせられるものがありました。
終了後には日本人としてRed Bull Music Academyに参加された方々の
インタビューなどもありました。

Sauce81さんやKez YMさんなど、活躍されている人ばかり。
実はこのドキュメンタリーは、映画館で公開している訳ではなく、
無料で公式サイトもしくはyou tubeで公開されていて、
誰でも見れるようになっています。
1時間半と若干長いかもしれませんが、色々考えされられておもしろいですよ!!
ぜひチェックしてみてください。
公式ページ
http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/magazine/what-difference-does-it-make-a-film-about-making-music-digital-release
You tube
そんなRed Bull Music Academyは今年は東京で開催!!
興味のあるアーティストの方は応募してみてはいかがでしょうか!!
シオタ